2020年11月05日

「瞬」 静岡・葵区・鰻割烹

日本の料理で、寿司、天ぷら、鰻はなかなか変化するのが難しいと言われてきた。

しかし、静岡の「成生」という天ぷら屋の出現は、天ぷらの世界に変革をもたらした。
寿司、鰻の世界では、なかなか地殻変動が起こらなかった。

今回静岡の「瞬」で料理を食べ確実に変化が起こっていると感じ、
自らの認識の甘さを恥じた。

カウンターに座る。
舞茸や香茸などを使い、そこに葛豆腐を加える。
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香りが鮮烈である。

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2019年12月05日

「ジュンジーノ」 大阪・西天満・イタリア料理

八島淳次シェフが還ってきた。
御堂筋に面したビルの地階、それもカウンターメインの店だ。
お客さんの食べる速度、ワインの進み具合に自ら直に接し、その反応を確かめながら料理を作る。
思えば、八島さんにとって最適なスタイルなのかもしれない。

グリッシーニ。
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2019年09月30日

「寺町コロンボ」 京都・寺町二条上ル・イタリア料理

この9月25日 オープンした「寺町コロンボ」。
「イタリア食堂 コロンボ」が「イタリア菓子 コロンボ」があったところに増築移転である。

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ここのシステムがユニークだ。
11時から18時半まで休みなしの営業である。
タラコスパゲッティセットや牛ハラミステーキセットなどセットが多く、カフェとしても利用できる。

しかし18時半からは 一日一組限定で吉村シェフが料理を作る。
これは完全予約制だ。

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2019年07月10日

「坦坦 烏丸店」 京都・東洞院六角・担々麺

四条壬生の「坦坦」を訪れたのは何年前のことだろう。

まろやかな坦坦麺を食べ、このタイプはいいなと思った記憶がある。
料理は、その地の伝統や文化・習慣などによって大きく左右される。

日本料理も北海道と九州では同じ献立を食べても味わいの違いは大きい。
醤油など調味料の味も違えば、出汁に使う素材も異なる。

こちらはクリーミーな担担麺専門店と明記してあった。
コンセプトが明確である。

ここで冷たい坦坦麺に初めて出会ったのだが、柔らかな味わいであった。
本場の人たちがどのような反応をするかは定かではいが、
僕たち日本人の口には見事にマッチしていると感じていた。

東洞院の六角に「坦坦」の文字をみた時に、ここは壬生の支店であろうかと思いながら時が過ぎて行った。

ぶらりと歩いていると「坦坦」の文字が目に飛び込んできた。
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湿度が高く 汗がじっとり滲んでいたので迷ったが 冷やし担担麺にした。
そこに餃子をプラスである。

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2019年05月22日

「心根」 大阪・高槻・日本料理

日本料理の「心根」。
枚方氷室台から昨年末、高槻の山奥に移転。
なかなか訪れることができなかった。
5月になりようやく訪れることとなった。

高槻駅からみんなでバスに乗り、30分強山道を走る。
よくぞこのような場所にと感じる。
この古民家を素敵に改装した店内。
ここに入るだけで気持ちが新たになる。

5月ということで主題は立夏。

兜の器に菖蒲。
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2019年05月21日

「ristorante NAKAMOTO」 京都・木津川・イタリア料理

京都と奈良の中間、木津川市のイタリア料理店「ristorante NAKAMOTO」。
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久しぶりに訪れることとなった。
以前はオープン時すぐで、厨房も必要最低限のものだけであった。
その充実ぶりには驚くばかり。

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2019年02月12日

「カレーショップ エス」 札幌・すすきの・スープカレー

先週アップした札幌のフレンチ「ル ミュゼ」の石井シェフに教えてもらったスープカレーの店「カレーショップ エス」。

ビルの地階にある。
久しぶりのスープカレー。
メニューを見て定番のタンドリーチキンと野菜のカレーを注文した。
これぞ看板メニューとある。タンドリーチキン、ニンジン、ピーマン、ナス、カボチャ、イモ、たまご、キャベツと表記されていた。

そして届いたスープカレーを見て正直驚いた。
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2018年11月12日

「toshico」 京都・下鴨北大路・串揚げ

下鴨本通り北大路北西角にある串揚げ「toshico」。
黒い杉板で囲まれた一軒家。その佇まいから期待感が高まる。
店内も間接照明を生かした雰囲気作りも見事である。
そして何より、いつ訪れても清潔感が漂っているのがうれしい。
カウンターの中で料理長が仕事をする姿を眺めているのだが、そのリズム感も食欲を心地よく刺激してくれる。
カウンターの後ろにはレコードプレーヤー、つまりターンテーブルが置かれているが、音楽はCDである。
いつか、ターンテーブルの回転を見ながら音が流れてくるのを楽しみにしている。

開店して4年目を迎え、ミシュランガイドでもビブグルマンを獲得した。
おめでとうございます。

まずサラダ。
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毎回、何度かおかわりをする。

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2018年05月31日

「老松 喜多川」 大阪・西天満・日本料理

久しぶりの「老松喜多川」。
カウンターは満席状態。この賑わい感は素敵だ。
カウンター内に料理人が5名はど動く。活気がある。

以前は老松町と呼んでいた。弁護士事務所や骨董店が多い界隈。
最近は素晴らしい料理店が増えている。

冷製玉じめ
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香川のホワイトアスパラガス、北海道の毛ガニ、長崎のうに。
気持ちが料理に向かう。

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2018年02月06日

「エグ・ヴィヴ」 北海道・小樽・パン屋

昨年も同じ時期に訪れた。
一面の銀世界。夏の画像を見ると青々と樹々が茂っているのだ。

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オーナーの丹野隆善さんに会いたい、そしてクロワッサン、バゲットを食べる喜びを味わいたい。
関西へ送ってもらうと中一日かかるので、どうしても印象が変わる。
この日も新千歳空港からレンタカーを借りて直行した。

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2017年06月30日

「ラ・ターチ」 神戸・加納町・フランス料理

エントランスの様子が「御影ジュエンヌ」に似ている。
「ラ・ターチ」の大川武士さんは、「御影ジュエンヌ」の大川尚宏さんの息子さんで、「御影ジュエンヌ」で10年修業を積んだのちの独立だ。

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カウンターとテーブル席。
この日は4名でテーブル席である。

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2017年02月27日

「洋食おがた」 京都・柳馬場二条・洋食

同行の食いしん坊は「一日中でも、このカウンターに座っていたい」とメニューを見ながらつぶやいた。
たしかに、迷い続けるメニューだ。
魅力的な料理が多すぎる。
「だいぶメニューの感じかわりました?」
「ええ、少しだけですが・・」
「今日は、なにがいいですか?」
「熊本の馬刺し、まながつおがいいですね」
というような会話から始まる。

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2016年12月07日

「米増」 大阪・福島・日本料理

大阪・福島に新しくのれんを掲げた割烹店「米増」。
建築は木島徹さん。京都の「うえと」「柳野」「直珈琲」などを手掛けた人物だ。土壁と木を巧みに使った内装は木島さんの香りが漂っている。

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2016年11月22日

「キートス」 大阪・徳井町・洋食

ここは洋食屋さん。
若鶏のからあげバスケット
ビーフハンバーグ
を食べたい。

以前、からあげの調理過程を見たことがある。
ボールの中で若鶏にコロモをつける工程。
そのスピード、まるで遠心分離機で回転しているような様子であった。
つまりコロモが均等に付着するのだ。

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コロモはサクッと香ばしさをたたえ、それに歯を入れた瞬間に鶏肉から凝縮感のあるうま味のエッセンスがあふれだすのである。このダイナミックな味わい。
誰もがとりこになってしまう。

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2016年10月21日

「黒杉」 大阪・北新地・寿司

「北海道のブリを10日間低温熟成させました」とご主人の黒杉章宏さんは特有の笑顔で話した。

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口に入れるとブリの身のほどけ方が明らかに違う。
弾力というより、最後の生きる喜びを謳歌するようなしなりを感じたのである。
黒杉さんは「ちょうど、いい頃だと思います」と。
これは魚の生態、状態をきちんと極めてこそ実行可能であり、経験と自信に裏打ちされたものでないと握れない一品だと思う。
この一品と出会ったことが、嬉しかったのだ。

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2012年08月24日

「すし処 たかの」 大阪・枚方・寿司

大阪・谷町9丁目の「鮨 原正」のご主人が修業した店が枚方にあります。
たまたま兄がその近くに住んでおり、ときおり訪れていたようです。

以前から一緒に行こうということになっていたのですが、
僕のバタバタで、この「すし処 たかの」を訪れるのが、
かなり遅くなっていました。

前菜は
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くらげ、子持ち昆布、鮎の南蛮漬け、よもぎ麩です。
上品な味付けです。

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2012年03月23日

「ビストロ ヴァリエ」 大阪・大阪駅・フランス料理

鳥取県 ×「ビストロ ヴァリエ」、
あまから手帖のコラボレーションイベントです。

鳥取県の和牛「オレイン55」を食す会です。

アミューズは
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春アスパラガスのブランマンジェに菜の花ピューレ プロヴァンサルピザを添えて。

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2012年03月14日

「ミディ・アプレミディ」京都・三条東洞院・お菓子

京都・三条東洞院下がるの「ミディ・アプレミディ」。

フロールというロールケーキで名高いのですが、
ここではタルト、つまり焼き菓子を食べてもらいたいです。

この10種類が入ったタルト。
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これは小さいサイズですが、視覚的にも美しく、
食欲を刺激してくれるのです。

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2012年03月02日

「博多 田中田」 福岡・清川・居酒屋

福岡・博多にやってくると立ち寄りたくなる店があります。
そこが「田中田」です。

箸置きからお皿まで、すべてのデザインが優れているのです。
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2012年02月23日

「すし萬 本店」 大阪・靭本町・寿司

大阪を代表する押し寿司の名店「すし萬」。
創業は1653年に遡ります。
現在の本店は靭本町に移転しましたが、
つい数年前までは、高麗橋5丁目の古い建物でした。

なにせ小鯛雀鮨を江戸時代から扱い続けてきた老舗です。

近頃は、ホテルやデパートなどで手軽に購入できるようになり、
手土産や事務所での食事に重宝します。

今回は、東京からの客人と昼食を兼ねた事務所での打ち合わせに
「すし萬」の折り詰めを用意しました。
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2012年02月20日

「麺屋 匠」 岡山・岡山駅・ラーメン

この日は「あまから手帖」4月号の取材で朝から対馬に飛びました。
伊丹から福岡経由で対馬までのフライト。

対馬で取材をし、その日の夕方に飛行機で福岡空港まで戻り、
このまま愛媛・西条へ行きます。
福岡空港から博多駅に向かい、新幹線にのって岡山駅へ。
ここで乗り換えて愛媛県西条市に。

その乗り換えの時間を使い、岡山駅でラーメンを食しました。
店名は「麺屋 匠」です。

新開店らしく、店内のカウンターは非常にすっきりとした感じです。
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2012年02月17日

「虎屋 京都一条店」 京都・一条・和菓子

「虎屋」の本店は、現在東京の赤坂にある。
しかし、以前(といっても明治以前のことだが)は京都にあった。

そこで販売される「虎屋饅頭」。
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これは鎌倉時代に聖一国師が中国より帰国の際、
その製法を茶屋の主人・栗波吉右衛門に伝えたもの。

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2012年02月16日

「グランメゾン グラシアニ」神戸・北野・フランス料理

神戸・異人館通りにあるフランス料理店「グランメゾン グラシアニ」が、
今月14日未明発生した火災により、
余儀なく休業状態となりました。

シェフの森永正宏さんとは、開業以来の付き合いで、
いろいろなところにも一緒に食べに行ったりし、
お互い刺激を感じる関係でした。

前日の13日、ヴァレンタインデイということで、
「テリーヌ・ショコラ」が届き、
事務所のスタッフで試食をしていたところでした。
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2012年02月08日

「スマート珈琲店」 京都・三条寺町・コーヒー店

休日やランチ時には行列のできるコーヒー屋さんが、
京都・寺町三条上ルにあります。

「スマート珈琲店」創業は昭和7年。
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ランチ時は2階で洋食メニューを提供しているのが人気です。

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2011年09月28日

「イル チプレッソ」 大阪・南森町・イタリア料理

「僕を呼ぶ料理店」 出版記念食事会 大阪篇です。

この日のゲストは、
関西の料理人から信頼の厚い生産者・宮楠仁之さん。
宮楠さんの野菜を多用したメニューでした。

まず一杯目のジュースは、
宮楠さんの奥さんに収穫したての葡萄を絞っていただいたジュースです。
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とにかく味が濃厚です。

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2011年08月29日

「炭火割烹 いふき」 京都・祇園・日本料理

炭火焼をメインとした割烹
「いふき」が先斗町から祇園に移り、初めて訪れました。

前とは異なり、カウンターの中がかなり広く、
炭の焼台から少し距離が出来たので、熱さを感じる度合いが違います。
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2011年08月26日

「婆沙羅」  京都・新門前・中華料理

6名で訪れた「婆沙羅(ばさら)」です。

まずは前菜から。
こちです。食感と旨み。
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2011年08月25日

「川原町泉屋」岐阜・川原町・川魚料理

今月初旬に衝撃を受けた岐阜「川原町泉屋」の鮎。
そちらの「鮎ラーメン」です。
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これも結構感動ものです。

店主の泉善七さんが数年前に
「鮎ラーメンを作ろうと思っているのです」と話をされていた。
そこから何度も試作を繰り返し、
ようやく完成したのが数年前だ。

スープは金華ハム、和の出汁と鮎からの出汁がベース。
そして追いカツオのように、
焼いた鮎の身をほぐし入れる。
したがってスープは濃厚にしてキレがいい。

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2011年08月24日

「ヴレ・ド・ヴレ シェ・ヒロ」   大阪・新町・フランス料理

この日、僕の単行本「僕を呼ぶ料理店」が発売されました。
その出版を記念して、本にも載っていただいた
大阪・西区新町のフランス料理店
「ヴレ・ド・ヴレ シェ・ヒロ」でスタッフと食事会です。

また、この日がバースデイというスタッフもいて、
お祝いを兼ねてのランチです。
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前菜のバターナッツの冷製スープと自家製豚もも肉のハム。
このスープがなんとも絶妙な甘さとコクをたたえています。
また自家製ハムの旨みのつまりよう。
いい刺激を受けるのです。
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2011年08月23日

「僕を呼ぶ料理店」

久しぶりの単行本
「僕を呼ぶ料理店」(クリエテ関西)が
本日23日発売となりました。
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「あまから手帖」で連載中の「僕を呼ぶ店」から50軒掲載です。

帯に評論家の坪内祐三さんから、

「僕を呼ぶ料理店」とは
また僕を呼ぶ料理人であり、
これはつまり、
美食ガイドの形をかりた
優れた人物肖像集でもある。

言葉を寄せていただきました。

うれしい言葉です。
まさに、営業時間以外の料理人の姿を描いたつもりです。

是非とも書店で手にとってみてください。

なにとぞよろしくお願いします。

9月3日(土)14時〜
大阪・堂島アバンザのジュンク堂本店さんで、
刊行記念のトーク&サイン会を
させていただくことになりました。

詳しくはこちらです!

お待ちしております。

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2011年08月22日

「燕楽」  神戸・南京町・中華料理

神戸・元町で仕事が終わり、スタッフとの食事。
南京町にある「燕楽」です。

閉店間際にバタバタとお邪魔しました。
一気に注文です。
供されるスピードの速さは感動もの。

空心菜の炒め物。
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シャキっととネバっとが一体となった食感。
青みはうれしい。

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2011年08月19日

「大阪トンテキ」  大阪・梅田・トンテキ

大阪駅前ビルは、
多種多彩な飲食店が軒を並べています。
ラーメン店、うどん店、そしてこのトンテキ店は
第2ビルの地下2階にあります。

「大阪トンテキ」。
カウンターだけの小さな店ですが、テイクアウトもありで、
そちらも賑わっています。

メニューには「四日市の名物料理」とあります。
いわゆるご当地グルメです。
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切れ目をいれた分厚い豚をじっくり焼きあげてあるのです。

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2011年08月18日

「丸富」  長野・駒ヶ根・蕎麦

中央道駒ヶ根インターチェンジを下り、
5分ほど走ったところにある
「丸富」という蕎麦屋さんです。

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数年前に訪れて以来何度か訪れ、
そのたびに感動を覚える一軒です。

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2011年08月16日

「博多 田中田」 福岡・清川・居酒屋

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ここ数年、博多に行くとよく訪れている飲食店です。

この日は8名であったので、個室にしました。
お箸袋もなかなか可愛い。
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2011年07月14日

「ビストロ テソロン ウナ ベッコ 」大阪・福島・ビストロ

番組制作者やイベント会社の人たちと
情報交換を兼ねての会食です。

場所は、皆が未訪問のところで、ということで
福島の「ビストロ テソロン ウナ ベッコ 」になりました。

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旧朝日放送北側、
前にテラス席があり奥がカウンターとテーブル。
開放感のある居心地のいいビストロです。

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2011年06月06日

「宝来慶喜」大阪・北新地・天丼

大阪・北新地でのランチです。
何軒かリストがあるのですが、ここ「宝来慶喜」もその一軒です。
ここは「料理人 慶喜」の姉妹店で天ぷら専門店。
この日は、女性2人と僕というメンバー。
僕は「かき揚げ丼」と決めていました。

なにしろボリューム満点でかきあげファンにはたまらない一品なんです。
すると女性陣が「私もかき揚げに目がないんです」と宣言。
これは珍しい。
いくつか北新地にも天ぷら専門店はあるのですが、
いずれも男性率が高いです。

さあかき揚げ丼の登場です。
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2011年05月17日

「なにわ」大阪・なんば・トンカツ

トンカツ屋の「なにわ」です。
かつて御堂筋沿いにあり、たしか隣が古本屋であったはず。

そこからなんばに移転してからも、かなりの歳月が流れています。

ときおり懐かしくなり、食べたいと思う味わいなのです。
そんな仲間が何人かいます。

ここのトンカツのソースは、ドミグラスソース。
やや甘みも感じられる味わい。
これがたまらなく胃袋と神経を刺激するのです。

この日、この店デビューの同行者はまずかつ丼からです。
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2010年09月21日

「祇園さゝ木」 京都・祇園・日本料理

さあ、佐々木劇場の始まりです。

大間の紫ウニと卵のムース。

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ウニの粒が細やかで口溶けがじつに心地よいのです。

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2010年09月17日

「上賀茂秋山」京都・上賀茂・日本料理

久しぶりの「上賀茂秋山」です。
夕刻の6時半スタート。
すでにあたりは暗く
秋がやってきたのだなという感じを受けます。

鱧を切る秋山さん

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「これは韓国産ですね」。

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2010年08月19日

「串かつ だるま 北新地店」 大阪・北新地・串カツ

同年の編集者と昼食です。
北新地を歩き、
2人がたどり着いたのが「だるま」。

串カツを食べようと思ったのですが、
ソースカツ丼というメニューに惹かれ
2人ともこれをオーダーです。

「普通サイズですか、大盛りですか」と聞かれ
「普通でお願いします」と答えました。
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サーブされたソースカツ丼を見て
「これが普通サイズですか」と思わず聞き返したほど。
そのくらいのボリュームです。

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2010年08月09日

「HAJIME RESTAURANT GASTRONOMIQUE OSAKA JAPON 」 大阪・江戸堀・フランス料理

大阪で「ミシュラン」唯一の三ツ星レストラン
「HAJIME RESTAURANT GASTRONOMIQUE OSAKA JAPON」です。

「自然と対話」というテーマです。

まずは
コチの料理です。
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ゴマと合わせています。

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2010年06月22日

「山崎麺二郎」 京都・円町・ラーメン

京都・円町の北西にあるラーメン屋さん
「山崎麺二郎」です。

ここは大阪の「麺之家」出身。

自家製麺のラーメン屋さん、
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メニューは「らーめん」「塩らーめん」「つけめん」の
3種類のみです。

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2010年03月25日

「吉冨寿し」 博多・舞鶴・寿司

博多のネタが続きます。

博多に行けば、訪れたい寿司屋さんです。

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2010年03月23日

「ヨーロッパ軒総本店」 福井・順化・かつ丼

福井のネタです。

カツ丼の元祖がこの「ヨーロッパ軒総本店」です。

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スタートは東京の早稲田近辺。
その後実家の福井に帰り、いままですっと続いています。

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2009年07月03日

「なかたに亭」 大阪・上本町6丁目・パティスリー

谷町9丁目に近い寿司屋で取材があり、
それが終了したのが午後2時頃。

急いで上本町6丁目の「なかたに亭」へ。

ランチメニューを食するためです。

ランチは、通常午後2時で終了ですが、
間に合ったというか強引にお願いして
メニューをオーダーしたのです。

僕は、久し振りに「ニース風サラダ」が食べたかったので迷うことなく、
これをオーダーです。

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一瞬メニューに変更があったのかと思いました。
器が以前と変わっていたのです。
前はガラスの器に盛り込まれ、もっと深さがあったのです。
つまり立体的に見えたのです。

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2009年06月23日

「VIRON」( ヴィロン ) 東京都・渋谷・ブーランジェリー

東京渋谷・東急百貨店本店前に
ブーランジェリーとパティスリー、ブラッスリーが
一緒になった「VIRON」( ヴィロン )です。

二階へ上がる階段の様子から、
店内の濃いブラウンのテーブルから椅子まで、
まさにパリのブラッスリーを想起させるインテリアです。

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「VIRON」はフランスでも有数の小麦粉の会社。
そこと契約をし、その粉を使ったパンが食べられるのです。

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2009年05月27日

「船場カリー本店」 大阪・本町・カレー

大阪のミナミで仕事が終わり、その後本町近くで用事があったので、
久し振りに本町の「船場カリー本店」に伺いました。

入口でポップを見たのも影響していたのかもしれませんが、
注文は「すじネギカリー」としました。

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2009年05月22日

「洋食屋 Fujiya」 大阪・内本町・洋食

大阪内本町に人気の洋食店「洋食屋 Fujiya」があります。
ここは人気の「Fujiya1935」のオーナーシェフ・藤原哲也さんの
父親・藤原千也さんが営む洋食屋さんです。

「Fujiya1935」で父上・千也さんもパンを焼くなど仕事をしていたのですが
「お父さんの洋食が食べたい!」というお客さんの声に支えられ、
数年前に開店したのです。

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2009年05月15日

「がるぼ」 大阪・北新地・鉄板焼

北新地には鉄板焼がかなり多くあります。
仕事を終え、スタッフと3人で出かけた「がるぼ」です。
かつては昼間の営業もやっていたのですが、今は夜のみです。

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2009年04月27日

「カフェ バル ミュゼット」 宮城県・仙台市・カフェ

仙台の友人が「仙台でエスプレッソ飲むなら」と教えてくれたのが、
ここ「カフェ バル ミュゼット」です。

住宅街の中に、まるで自宅の一部を開放したような佇まいのカフェ。
まさに現代のカフェです。
入口には、焙煎された豆が並んでいます。

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2009年04月21日

「やき鳥 凪母」(なぐも) 愛媛・今治市・焼き鳥

愛媛県今治市の「今治地域地場産業振興センター」で
講演の仕事がありました。

仕事終了後、スタッフやゲストの方達と焼き鳥屋に繰り出したのです。

今治市は「焼き鳥の町」としても名高いところ。
ここの特徴は、鉄板で押さえるようにして焼くのです。
なぜ鉄板を使うかというと、
一説には炭焼きや直焼より焼き時間が短縮できるというのです。

まず皮の登場です。
鉄板で押さえることによって余分な脂が落ちてゆきます。
カリッと焼けた部分とそうでないところの食感の差も面白いですね。

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2009年04月20日

「branch coffee」(ブランチ コーヒー) 愛媛・西条市・コーヒー専門店

この日は、愛媛県西条市の「食の創造館」で打合せがあり、
西条市の壬生川に。

午前中はたっぷり打合せをして、ランチです。

ここには、お気に入りのカフェ「branch coffee」(ブランチ コーヒー)が
あるので、前もって予約をお願いしていました。

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2009年04月17日

「グリル大悟」 大阪・谷町9丁目・洋食

大阪・南港の「ハイアット・リージェンシー」に
「ザ・ゲストハウス」というパーティールームが誕生。
そのレセプションに参加した帰り、
友人と谷町9丁目の「グリル大悟」という洋食屋に向かいました。

谷町9丁目の交差点からすぐのところ。
人気店ですが、初めて訪れました。

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2009年04月15日

「Le Premier Cafe」(ル・プルミエ・カフェ) 大阪・心斎橋・コーヒー専門店

心斎橋筋から少し東に入ったビルの3階に
「Le Premier Cafe」(ル・プルミエ・カフェ) はあります。

回りの喧噪がまるでウソのように静謐な空間。

メニューもコーヒーのみという徹底ぶりが嬉しい一軒です。
心斎橋界隈で時間があれば立ち寄りたい珈琲店なのです。

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2009年04月14日

「レストラン十両」 京都・聖護院・洋食

京都に「十両」という定食屋があります。
その向かいに「レストラン十両」。
ずっと気になっていたのです。
ついに訪れました。

注文したメニューは
ビーフカツ定食。

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ご飯に味噌汁、漬け物付きです。

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2009年04月09日

「白馬珈琲店」 長野・白馬村・珈琲店

雑誌「ソトコト」の取材で信州・白馬村に出かけました。
カメラマンは、いつものハリー中西さん。

宿は、大層素敵なプチ・ホテルで、
そのもてなしの素晴らしさには感激でした。

白馬村といっても、いくつかのエリアに分かれています。
訪れたのは五竜という地域。
友人が昨年五竜のすぐ隣の八方尾根に山荘を建て、
スキーシーズンはそこで生活をしています。

そして彼の暮らす八方尾根に
「毎日通ってる珈琲屋がある」と聞いていました。
彼は、シーズンを終え、丁度大阪に帰ったところで、
その情報を頼りに
八方尾根のお土産屋の一角にある「白馬珈琲店」に行きました。

自家焙煎という文字が目立ちます。

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2009年04月08日

「グリル浜」 大阪・上本町6丁目・洋食

近鉄百貨店上本町6丁目店の書籍売り場が新しくなりました。
「あまから手帖」のバックナンバーフェアも開催してもらっています。
4月上旬に「あまから手帖ができるまで」と題してトークショーを行いました。

その前に、すぐ近くの洋食屋「グリル浜」で昼ご飯を食べたのです。
実は、かってこの近くに大阪外国語大学があり、
そこへ通っていたせいか、ここは歩くだけで懐かしい界隈です。

ただ細い路地にある洋食屋なのですが、
今は周辺の土地が空き地となって
路地と呼ぶにはふさわしくないかもしれません。

でも昔ながらの洋食屋然とした空気が、
店頭からも店内に入っても漂っています。

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2009年04月06日

「KAFE工船」(カフェ コウセン) 京都・河原町今出川・コーヒー専門店

京都河原町今出川下ル。古いビルの二階。
そこにはギャラリーや劇団の稽古場などがあります。

この「KAFE工船」 (カフェ コウセン)という珈琲店の中にも
自転車屋があるのです。

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2009年04月02日

「まるふく cafe & bar」 京都・山之内・カフェ&バー

休日の早朝、亀岡方面に向かっている途中に
「cafe & bar」の文字が目に飛び込んできました。

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2009年04月01日

「GREENS Coffee Roaster」 神戸・元町・コーヒー専門店

かねてから訪れたいと思っていた神戸元町高架下の
「GREENS Coffee Roaster」(グリーンズコーヒーロースター)。
「甘苦一滴」という珈琲に関する
フリーペーパーの編集者・田中慶一さんと一緒に行きました。

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2009年03月31日

「世界一の朝食」 神戸・神戸北野ホテル・フランス料理

3月26日から28日まで、「にっぽん丸神戸クルーズ」でした。

27日は、「神戸北野ホテルの朝食」です。
このクルーズの企画として、
「神戸北野ホテル」の朝食とアフターヌーンティーが供されるのです。

朝食メニューは、フランスの三ツ星レストラン「ラ・コート・ドール」の
メニューを、オーナーシェフのベルナール・ロワゾーさんより贈られたものです。

これは「スモール・ラグジュアリー・ホテル協会」から
「世界一」の称号を与えられたものです。
そこには厳しい採点項目があり、
その難関をくぐり抜けたのが、このメニューだったのです。

テーブルには、ずらりとグラスやプレートが並んでいます。

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2009年03月19日

「和CAFE 代々屋」(だいだいや) 島根県・津和野・カフェ

ある雑誌の取材で島根の津和野に行ってきました。
僕達の年代近くは「アンノン族」です。
したがって萩・津和野というセットでその知名度は大したものです。

ところが、20才代になると、
津和野という存在を知らない人のほうが圧倒的に多いと聞きます。
それはどうやら確かなようです。

津和野駅前のカフェ「代々屋」(だいだいや)という店に入りました。
店頭に「オーガニックコーヒー」という文字があり、
それが気になっていました。
店内には若き女性が一人で切り盛りしています。

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2009年03月17日

「アミュゼ・ヴ わいんやひとみ」大阪・北新地・ワインハウス

今日は、特別編です。
ワインスクールで講師も務める岩佐仁美さんは大阪・北新地で
「アミュゼ・ヴ わいんやひとみ」というワインバーを営んでいて、
若き料理人が腕を振るっています。

その料理人と岩佐さんが出張料理を振る舞う場に参加。

「今日は、クラシックな料理でせめていきます」と
若き料理人の宣誓とともに宴は始まりました。

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2009年03月16日

「珈琲屋せつ」 鳥取県・米子市・珈琲専門店

珈琲専門店は、街の基地となります。
先週末にアップした鳥料理の「さんぽう」は、
この「珈琲屋 せつ」で教えてもらったのです。

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2009年03月10日

「スローフードジャパン全国大会その2」 山形県・庄内・スローフード

「スローフードジャパン」はNPO法人です。
一年に一回会員総会を開催します。
「スローフードジャパン」ではそれを全国大会と呼んでいます。
今年は、開催地が山形県。
その庄内地区は「食の都 庄内」といわれるほど食材には恵まれた地域です。

3月の6日から8日まで、この全国大会に参加するため庄内に行って参りました。

8日の午後は、会場を三川・いろりの火の里ホールに移し、
会員総会並びに夜は交流会となりました。
会員総会は、いつものことながら議論百出です。
自由に発言ができるのもスローフードの特徴です。

それが終了し、交流会に移ります。
会場内センターテーブルには、
庄内が誇る洋食のシェフ軍団「DEC」クラブのメンバーが
腕によりをかけて作り上げた料理がずらりと並びます。

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2009年03月09日

「スローフードジャパン全国大会」 山形県・庄内・スローフード

「スローフードジャパン」はNPO法人です。
一年に1回会員総会を開催します。

スローフードジャパンではそれを?全国大会?と呼んでいます。
今年は、開催地が山形県。
山形の庄内地区は「食の都 庄内」と言われるほど食材には恵まれた地域です。
3月の6日から8日まで、
この全国大会に参加するため庄内に行って参りました。

6日は理事会や国内委員会。
7日が全国大会で、まず、余目の響ホールで開催。
そのロビーには庄内産の産物が展示されています。

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2009年03月05日

「バール・ラッフィナート」 芦屋市・大原町・バール

JR芦屋駅前、「ラポルテ」という商業ビル東館の一階に
昨年末にオープンした「バール・ラッフィナート」です。

ここは近くに「リストランテ・ラッフィナート」があり、その2号店です。
駅前立地ということもあり、午後3時頃訪れたのですが、
店内には相当数の人達で良い雰囲気を醸し出していました。

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2009年03月03日

「田舎料理 たま葱」   大阪・福島・おばんざい

朝日放送の近くには色んな店があります。
とあるビルの一階は「トラットリア ピノ」。
その三階は「鉄板ダイニング 凡」。
じつは二階に「田舎料理 たま葱」という店があり、
以前から気になっていました。

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2009年02月27日

「うどん杵むら」 福岡市・薬院・うどん

佐賀県佐賀市三瀬村から博多まで、思っていたより近い。
博多というか福岡には、自家焙煎の珈琲店が多い。

何軒かお気に入りがあります。
「美美」(びみ)、「手音」、「abeki」などです。
その日、最も近かった「abeki」さんは定休日でした。

11時の開店と同時に「美美」さんに入店し、
今回はマンデリンを飲みました。
高貴なる苦味といいましょうか。
苦味のあとにふっと香る甘み、まさにアロマティックです。

その「美美」のご主人に教えてもらったうどん屋さん。
それが「うどん杵むら」です。

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2009年02月25日

「プシプシーナ珈琲」 香川県・高松市・珈琲店

徳島の「aalto coffee」で珈琲を飲んでいる時に得た情報を頼りに、
高松の「プシプシーナ珈琲」にやってきました。

民家を改造した店造りです。

中に入るとリビングルームに通された感じです。

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壁面にはお気に入りの書物や
陶芸作家の作品などが居心地良さそうに並んでいます。

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2009年02月20日

「aalto coffee」 徳島県・徳島市・珈琲店

香川県の竹林民宿「八正庵」に向かう途中に、
徳島市の気になる自家焙煎珈琲店「aalto coffee」に立ち寄る。

鳴門インターから徳島市内に入り、少し走るとこの珈琲専門店に到着する。
店内奥には珈琲豆を入れたビンがずらりと並んでいます。
その奥でオーナーの庄野雄治さんが、珈琲を淹れるのです。

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投稿者 geode : 01:44

2009年02月10日

「情熱うどん 讃州」 大阪・中津・うどん

大阪のうどん業界がどんどん熱くなっております。
中津にもその一翼を担う一軒「情熱うどん 讃州」があります。

友人から「讃州のカレー釜玉か釜揚げチャーシューが旨い」との
メイルが入ったのです。

ここは、「あまから手帖」の編集部近くにあるので
時々食べに行くのですが、
ほとんどの場合、「ちく天玉ぶっかけ」を注文するのです。
この日は「カレー釜玉」と思って行ったのですが、
メニューを開き「釜揚げチャーシュー」に変更です。

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2009年02月09日

「agape」 フランス・パリ・フランス料理

フランス・パリ最後の夜です。
パリ在住のジャーナリスト・
伊藤文さんに押さえてもらったレストランです。

実は昨年の8月、この「おいしいコラム」の海外パリサイトで
彼女がこの「アガペ」について書いてくれました。
HPの文頭としては長いのですが、文章の一部を紹介します。

「アガペはビストロではない。完全なガストロノミー・レストランで、
 3月下旬にオープンしたばかり。
 オーナーは揃って36歳のローラン・ルペールとオリヴィエ・ル・フラン
 の2人。ローランはアラン・パッサールによる3つ星“アルページュ”に
9年間も務め、客室の責任者として、たくさんの客の心をつかみ、
私も長年、彼のことを知っていた。
 長身で甘いマスクなのに加えて、
 サーヴィスのコンクール“ジョルジュ・バティスト杯”をジュニアとして
優勝した経験があるほど、
プロとしての絶妙な心配りは昔から一流だった。
 オリヴィエは、“フーケッツ”やホテル“コスト”などの大きな箱の
レストランのマネージャーを務めてきた経験がある。
ローランとオリヴィエは、パリのホテル学校時代からの級友であり、
2人でレストランをオープンすることは自然の成り行きだったそうだ。

 ビストロブームの中、彼らが信じる本物のガストロノミー・レストランを
出そうというのが、彼らの信念。
 リーデルのグラスにカラフ、
 クリストフルのナプキンリング(アンドレ・プットマンのデザイン)など
 選び抜かれた食卓上の芸術もさることながら、
 料理の素晴らしさには、文字通り心を揺すぶられた。

 シェフはやはりアラン・パッサール出身のベルトラン・グレボ。
 1981年生まれの弱冠27歳だ。
ローランがベルトランの自由な才能を見出して引き抜いた。
 ベルトランは、
もともとグラフィックアートを志していたという異色の経歴を持つ。
 料理を始めたのはたった5年前の2002年と聞いて驚いた。
 しかし、持ち前のセンスがチャンスを引き寄せたのか、
 “ホテル・スクリーブ”、“ジョルジュ・サンク”、
ジョエル・ロブションの“ラターブル”を始め、
グランメゾンでキャリアを積んで、
そして最後にアラン・パッサールに師事した。
 「食材を本質から見つめる視点、
その味わいを最大限に引き出すキュイッソン、
 そして素材一つ一つを組み合わせるときの味わいの調和は、
すべてパッサールから学んだこと」  
 と、パッサールを師と仰ぐ。
 しかし、自分がアガぺで作っている料理は自分の料理、
と言い切る強さがすでにある。」

この文章通り、レストランです。
タクシーを降りると店の前にはドアボーイが僕達を待ち受けていました。

サービス担当のローラン・ルペールは、ホント僕達をリラックスさせようと、
片言の日本語を話すなど、実にいい感じです。

本日はシェフのサプライズメニューが110ユーロ。
それにしましたが、この時期そこに30ユーロでトリュフが付くというので
やはりそちらをチョイスしました。

そして一皿目です。根菜類のムースと洋梨の泡です。
根菜はたしかハスニップと言ったような気がします。
ねっとり甘く、そこにかかる洋梨の泡がいい感じです。

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2009年02月06日

「 L’HUITRIER 」 フランス・パリ・海鮮料理

この時期、昼間は牡蠣を食べたいという意見が多くなってきました。

タイミングよく、「嵐山吉兆」の徳岡さんが
「昨日、パリにいる知り合いから
 牡蠣のおいしい店を教えてもらった」との情報。

店名は「L’HUITRIER」です。まさに牡蠣という意味です。

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2009年02月05日

「Le Dome」 パリ・モンパルナス・ブラッセリー&キャフェ

今回パリの宿はモンパルナスです。
モンパルナスは僕がパリに旅行し始めた頃によく泊まった界隈です。
たしか「クーポール」や「ル・ドーム」など
有名ブラッセリー&キャフェが並んでいるところがあったはず……。

しかし、その界隈が見あたらなかったのです。
でも朝の散歩途中に、偶然この二軒を発見。
嬉しかったです。

そこで朝食は、この「ル・ドーム」にしました。

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2009年02月04日

「あい田」 フランス・パリ・日本料理

昨年のミシュランガイド、
日本料理で初の一つ星を獲得した「あい田」さんです。
一昨年初めて訪れて以来二度目です。
運良くキャンセルが出たので6名カウンターに座ることができました。

まずは蟹の茶碗蒸しからの始まりです。
身体も気持ちもほっとする一品。

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2009年02月03日

「Les Ambassadeurs」 パリ・ホテルクリヨン・フランス料理

パリ二日目の夜です。
この旅は今年で4年、4回目。
一回目、非常に印象深かった
「ホテルクリヨン」の「Les Ambassadeurs」を予約していました。

アミューズは横に長い皿に三列の料理が並びます。
まずは左から奥がチョリソー風味のムースです。
手前がニンジンのジュース。

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2009年02月02日

「Le Relais de Venise(ル・ルレ・ド・ブニーズ)」 パリ・ポルトマイヨー・ステーキ

昨日パリから帰国しましたが、当分パリ情報が続きます。

二十数年前に初めてパリに訪れて以来、最も多く食べているレストラン。
まあ、レストランというよりステーキ専門店です。

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2009年01月30日

「La Cantine du Troquet」 パリ・バスク料理

パリに到着して最初の夜は、
パリ在住のジャーナリスト・伊藤文さんとの食事です。

場所は「La Cantine du Troquet」。
このオーナーシェフのクリスチャン・エチュベスト氏の人柄が
おおいに表れているところです。
おおらかでざっくばらん、
わいわい楽しくやろうという意思が店全体を優しく包み込んでいるのです。

メニューはシェフのお薦めからチョイスしました。
アミューズは、エビのグリルとマテ貝のグリルです。
どちらもシンプルでストレートに旨さ、楽しさが伝わってきます。

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2009年01月29日

「Etxebarri」 スペイン・バスク・炭火料理

今回の旅、前半のクライマックスがこの「Etxebarri」です。
27日の昼間。
「HEGIA」というオーベルジュからタクシーをチャーターして
「Etxebarri」に。

実は、この日、午後5時ビアリッツ発でパリに向かう予定。
「Etxebarri」からビアリッツ空港まで約100キロ強です。
12時半から始めていただき、遅くとも午後2時過ぎにはここを出ないと……。

でも、まずは厨房見学。薪を燃やす窯です。
シェフと徳岡さんです。

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2009年01月28日

「HEGIA」 フランス・ビアリッツ・オーベルジュ

26日はビアリッツの「HEGIA」というオーベルジュに宿泊です。

ここは全5室。
それぞれデザインが異なります。
どの部屋も、個性豊かというか、
ベッドとバスの配置に工夫があります。

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2009年01月23日

「カフェ ヴェーク」 大阪・南堀江・珈琲店

京都の「カフェ・ヴェルディ」で教えたもらった珈琲店「カフェ ヴェーク」。
場所は大阪・南堀江です。回りの変化はすさまじいエリア。
まだオープンしたばかりの店です。
オーナーは女性。辻調理師専門学校卒業後、
「カフェ・バッハ」系列の珈琲店、神戸の「ブランジェリー コム・シノワ」、
玉造の「カフェ ヴィーナローゼ」を経て独立という方です。

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2009年01月20日

「喫茶星霜」 大阪・天満橋・珈琲店

不思議な空間です。
すぐ近くに付き合いのある会社があるのですが、
そのスタッフはこの存在に気がついていないようでした。

開店は昨年の5月。
そうでしょう。
入口には「喫茶星霜」と書かれた文字が
さりげなくかけられているだけです。

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2009年01月16日

「美山荘」 にっぽん丸・瀬戸内クルーズ・日本料理

1月6日から8日まで瀬戸内クルーズでした。

「あまから手帖」が企画協力で、今年で3年目なんですが、
京都の料理人の方に乗って頂き、お客様に料理を召し上がってもらうという内容です。
一昨年は「祇園ささ木」さん、昨年は「木乃婦」さんでした。

「美山荘」は花脊という土地を味わって頂く料理ですが、
今回はそのエスプリをちゃんと生かし、クルーズ用にアレンジした献立です。

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2009年01月14日

「直珈琲」(なおこーひー) 京都・河原町三条・珈琲

友人から連絡が入りました。
「直珈琲にゆきました。なかなかよかったです」とのこと。

年明けに再び伺いました。
店頭に珈琲豆の袋があり、そこの営業時間が書いてあります。
思わず撮りたくなりました。

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投稿者 geode : 02:06

2009年01月09日

「川原町泉屋」 岐阜・元浜町・鮎料理

昨日アップした「開化亭」のあと、
そのまま川原町にある「川原町泉屋」に向かいました。
まだ瞬間冷凍した天然鮎が残っているとのことだったので。

「開化亭」で食べ終わるのがだいたい3時前。
それから「泉屋」に到着するのが3時過ぎなので、
主の泉善七さんは鮎を焼き始めてくれていました。
焼くこと約45分です。

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2009年01月06日

「Fujiya1935」 大阪・内本町・スペイン料理

昨年末です。現在パリ在住の料理研究家・上野万梨子さんが関西へ。
かねてから話しをしていた大阪・本町の「Fujiya1935」に。

上野さんは昨年晩秋、
田園調布にスペースをもたれ種々のイベントを企画されています。

さて付き出し。香ばしい旨さです。

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2009年01月05日

「鮨おかざき」 大阪・北新地・鮨

昨年末の昼間です。
ミーティングが終了、忘年会替わりに北新地の「鮨 おかざき」の
カウンターで鮨をつまみました。久し振りです。

「今年は忘年会が少ないですわ」とオヤジさん。
たしかに年末の北新地はおとなしいです。

そんな話しをしながらも、包丁が動き始めました。
画像奥に写るイカから始まりです。これが驚くほどに甘い。驚きです。
手前の白狭海老も、同様に甘い。

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2008年12月25日

「AL CAMINO」(アル カミーノ) 京都・四条壬生・ピッツェリア

今月京都四条壬生にオープンしたピッツェリア「AL CAMINO」。
ここは堀川御池西入るのイタリア料理「イル ヴィアーレ」の3軒目の展開です。
歌舞伎役者さん達と夕食です。

陽気なイタリア人ピッツァヨーロが、石窯を使ってピッツアを焼いています。
付き出しのホカッチャも美味。そこから期待が高まるのです。

ペペロナータ アンチョビソース。赤ピーマンのマリネですが、これが旨い。
ピーマンの甘さとアンチョビ、絶好の組み合わせです。

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2008年12月24日

「逆鉾」 京都・木屋町四条・ちゃんこ

随分と久し振りです。
現在南座に出演中の歌舞伎役者の中村歌六さん・歌昇さんのご家族や
お弟子さん達との忘年会。

京都にやって来ると一度は顔を出すという木屋町四条の「逆鉾」です。
ちゃんこ鍋は、そっぷ、つまりスープが大切です。
ここは八代目逆鉾関が創業者、部屋の味をそのまま、というのが特徴です。

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2008年12月22日

「蕎麦屋 木田」 大阪・豊中・蕎麦屋

大阪豊中・地下鉄桃山台駅から千里中央を北へ向かい、初の信号を西へ。
少し進み再び北に。
マンションの一階に「蕎麦屋 木田」があります。

この蕎麦屋については、フランス料理店「ラ・ベカス」の出身という
情報しか持っていなかったのです。
でも、これには興味が惹かれます。

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2008年12月19日

「cafe nee 」 鳥取・瓦町・カフェ

雑誌の取材で鳥取にでかけた。
どこの街でもカフェが、
街のなかにぽつりぽつりと姿を現している。

鳥取駅前からすぐの界隈。
昭和風情漂う通りを歩くと「ふれあい横丁」という
スナックや小料理屋が入る長屋が出てくるのです。
そこに突然カフェが登場。
「cafe nee」です。

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2008年12月18日

「直珈琲」(なおこーひー) 京都・河原町三条・珈琲

京都・河原町三条上ル二筋目東入ルに
今月十日開店した「直珈琲」。

隣がイタリア料理の「トラットリア・ニーノ」、
奥がバーの「文久」です。
ここは日本有数の限定本を出版していた
「湯川書房」という書店があった場所です。

建築は、バー「柳野」や祇園の「川口」、御池の「春隆」などを手がけた
若手の建築家・木島徹さんの手によるもの。
これがシンプルでミニマム。土壁と木が見事な融合です。

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2008年12月15日

「蕎麦切 塩釜」 京都・一乗寺・蕎麦

京都でも有名なラーメン激戦区・高野から北へ進む。
一乗寺近くの蕎麦屋「蕎麦切 塩釜」に出かけた。

その日は、京都出身のアートディレクター宮川さんと
滋賀県高島市に向かう途中に立ち寄ることにしたんのです。
運良く奥の小上がりに席を確保しました。

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2008年12月10日

「IRISH CURRY 中津店」 大阪・中津・カレーライス・パブ

大阪の北新地にパブがあり、
そこは昼間にギネスビールで煮込んだ
アイリッシュポークカレーを供していました。
事務所に近いこともあり、ときおりスタッフ達と出かけたのです。

ところが、ある日突然営業形態が変わり、カレーがなくなったのです。

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2008年12月03日

「ブラック」 長崎県・佐世保・カレー

佐世保の夜はジャズ喫茶でした。
37年の歴史を持つ「イーゼル」で、
大城蘭という沖縄出身の女性シンガーのヴォーカルに
聞き惚れてしまいました。
いい音楽が、身体も気持ちもリラックスさせるということを実感したのでした。

その帰り道に見つけた「佐世保で一番辛いカレー」という看板を見つけ、
翌日の昼が決まったのです。

店名は「ブラック」。

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2008年12月02日

「大阪屋」 長崎県・佐世保・ラーメン

「翼の王国」の取材で長崎県佐世保に行ってきました。
昼間取材で結構食べたので、夜はやや遅めのスタートです。

八時頃、ホテルから歩いてゆける距離に
「大阪屋」というラーメン屋がありました。
佐世保ラーメンの発祥といわれる店です。
博多の豚骨をベースに鶏ガラを加えたスープです。
この「大阪屋」が生み出したラーメンです。

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2008年11月21日

「くいしんぼー山中」 京都・桂・ステーキ

牛肉を食べたくなると、
京都・桂・千代原口から少し南に行ったところの
「くいしんぼー山中」までクルマを走らせるのです。

いつ訪れても、素晴らしい近江牛を食することができるのです。
「私の腕やありません。牛の力です。
 それを育ててはる丸喜さんのおかげです」と店主の山中康司さん。
丸喜さんとは滋賀の精肉店のことです。

いざスタートは、ジャガイモにバターです。

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2008年10月20日

「玉の湯」大分・由布院・宿

由布院温泉に行って参りました。

仕事は、二つ。
ひとつは雑誌「ソトコト」の取材です。
由布院の「田名加」という宿に泊まり、そのルポルタージュです。

もう一つは、由布院の「食談会」に出席するため。
食談会は、由布院の商工会議所主催で、
宿で食事をしながら話し合おうという企画です。
「玉の湯」と縁があり、
今回は僕が「現在の食を巡る」という内容で話しました。

正午からトークを一時間。その前に「玉の湯」で珈琲を。
そのとき目に入ったのがアップルパイです。
珈琲は神戸の「にしむら珈琲」玉の湯ブレンドです。
アップルパイは、その薄さにリンゴの酸味がポイントですね。
これは見事にその点がクリア、寒くなればリンゴの酸味が増すはずです。

会議では30人ほどの人達を前に、
「郊外と地方、また世界と日本、そして地元へ」という内容で
一時間ばかり話しました。
いま、スペインの「エルブリ」と並んで世界から注目を集める英国の
「ファットダック」というレストランの写真を挟み込みながらの展開です。

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2007年11月30日

「太庵」大阪・島之内・日本料理

大阪島之内にある割烹「太庵」。「味吉兆」出身の高畑均さんと奥さんが店を守る。
特徴は、カウンターの隅に設置された炭火の焼き場である。ここでメインの料理を焼く。「コース仕立てなんですが、メインだけは選んでもらえるようにしました」と。
椀物や造りに、あまり変化を求めると日本料理の領域を超えることがある。だが、焼き物は鯛のかまの焼き物など、おいしいものがあってもコースに入れてしまうと、普通の塩焼きの方を好む人がいる。そこでチョイスというスタイルをとったのだ。
イベリコ豚やスペアリブなども揃っているのがうれしい。

まずは、最初に数皿でるのが定番です。

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天然舞茸、金時草、雲子、栗のチップなど。これでお酒を飲みながら、次の料理を待つというわけです。季節感をたっぷり感じる。カウンターの向で、高畑さんが盛り付けている姿も美しいのです。

椀物は

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うずらしんじょう。この視覚に訴える力も素晴らしい。味わいはこっくり。喉が鳴ります。

造りは

ひっさげ、さより。

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ひらめ。

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どれも脂の乗り具合の見事なこと。

さあ、焼き物です

イベリコ豚

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シャラン産の鴨

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キンキ

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どれも色艶を見ていただければ美味しさが伝わってくるはずです。
「鹿とか色んな素材を焼きたいんですが、あまりやりすぎると・・」と。

天ぷら

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朝鮮人参と厚岸の牡蠣です。人参は甘みと旨みが充溢。厚岸の牡蠣はクリーミーそのものです。

ごはんの前に

アワビの蓮蒸しです。

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ごはんは

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むかごと銀杏ごはん。ほっこりする味わいです。

デザートは

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リンゴのジュレです。

ワインも結構揃っていて、ワインを飲みながらというお客さんも多いようです。

お父さんが書家で、店内に数店素晴らしい作品が展示されています。

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いつも同じスタンスで、淡々と料理を作り続ける高畑さんの姿を見ていると、安心して食事ができるのです。

太庵
大阪市中央区島之内1-21-2
山本松ビル1F
06-6120-0790

※門上武司「食」研究所サイトに、

本日、11/30付、

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.3 「Vieux Chateau Certan (ヴュー・シャトー・セルタン)2000・2005」

アップしました。↓

 http://
www.kadokami.com/
http://
www.kadokami.com/

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2007年09月11日

「民宿さんなみ」Part 1     石川・能登     宿

僕にとって能登半島の「民宿さんなみ」は貴重な宿です。いま「ソトコト」という雑
誌で6年以上連載が続いている「スローフードな宿」のきっかけになった記念すべく
宿。

フォトジャーナリストの森枝卓士さんに「日本一の民宿」と教えられ、いつか行きた
いと思っていた宿。とある雑誌の取材ででかけ、一瞬にしてここが気に入ったので
す。それで一気に連載となりました。

今回は「あまから手帖」の編集部旅行。金沢の「みつ川」という寿司屋さんでにぎり
をしっかり食べ、能登半島へ。
8名の旅。女性5名、男性3名。

夕刻に到着。その前に「なごみ」という健康福祉の郷で露天風呂に入りました。公共
の施設ですが、露天風呂からは日本海を望みなかなか雄大な景色に心を奪われたほ
ど。

すっかりいい気分で、「さんなみ」に到着し、しばし休憩のあとすぐに食事です。

囲炉裏を囲む、スタイル。

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囲炉裏には、ナバラバチメ(メバルです)の塩焼きと海餅(かいべ)がセットされて
います。

造りは甘エビ、サザエ、カンパチ。

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甘エビのねっとりした甘さには驚き、カンパチのプリプリにも感動です。

もずくがきました。

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これは岩もずくといって、歯応えがしっかりで迫力あるもずく。

胡麻豆腐。

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これも結構濃厚、ねっとりタイプ。

黒造り

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イカの墨が入ったのを黒造りと呼ぶのです。塩辛のことは「赤造り」と呼ぶとのこ
と。

いしりの貝焼。

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なんといっても「いしり」が主役です。

いしり、とはイカの塩漬けからできる魚醤のことで、能登半島の郷土食を支えてきた
調味料です。じつはこの「いしり」を全国に広げたのがこの「さんなみ」さんなので
す。ここは二年熟成で一番絞りのみを使うので、ホントにまろやかでどこもとがった
ところのない「いしり」です。
それを薄めて、魚介類を煮るのです。微妙な塩分と旨みが魚介にいい味わいをもたら
すのです。

バチメの塩焼き。

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海餅

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これはオリジナルの料理です。コシヒカリにいしりを混ぜて炊き上げます。炊き上
がったところに塩漬けしたイカを細かく切ったものを入れます。それを餅状にして焼
き上げるのです。ご飯にイカの旨みと塩分が見事にマッチします。傑作です。

イカとおくらのあえもの。

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バイガイのいしり焼。

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ここにはバター、キノコ、タカノツメが入る。キノコの味、バターの旨みも加わり食
が進む献立ですな。

採れ立てのうに。

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バフンウニは、まだ生きたというか動いています。上品な甘さとコクです。

赤イカのさしみ。

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これはいしりの原液で食べるのです。

ナベラバチメ(メバル)のさしみ

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食後、ご主人・船下智宏さんと話をしていると、いかに能登半島を愛しておられる
かがよく伝わってきます。食べ物だけではなく、自然や歴史など知りたいこといっぱ
い。

その後露天風呂。
これが素晴らしい。日本海を眺めながら湯船に浸かる。なんと月が海面に反射して、
銀色に輝やいていたのです。まさにうっとり気分でした。

続きは、明日アップします。

郷土料理の宿 さんなみ
石川県鳳至郡能都町矢波27-26-3
0768-62-3000

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2006年08月01日

「そば處 とき」 大阪・北新地 そば

夏がやってくると、無性に食べたくなる。
↓これが大阪・北新地「そば處 とき」の夏野菜の冷やしカレーそば、である。
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昨年完成した献立だが、初めて口にして以来、夏にはなんどこの蕎麦を食べることか。
だいたいカレーそばというと、どうしてもそばの風味と味は犠牲にならざるをえない。ところが、この冷やしカレーそばは違います。
まず視覚に訴える力が強い。茄子、カボチャ、赤ピーマン、オクラ、ズッキーニといった夏野菜の色合いがじつに鮮やかで、ここで心がかなりうきうきし始める。どの野菜も丁寧に違った調理法で、火入れがなされる。どれを食べても、味の輪郭はたしかで甘さがしっかり伝わってくる。
そこに蕎麦をたぐる。カレー風味、つまりスパイスの香りをまとった蕎麦が、喉を通ってゆく。最初はスパイスの香り、続いて蕎麦の土臭さが一瞬現れ、再びカレーの味わいがじんわり利いてくるのだ。
そこで冷たいカレーだし(というのかスープ)をすすると、最終的にはカレーを食したという印象が強くなってゆく。このカツオと昆布の出しがよく利いたカレーだしが、非常にまろやかでやんわりと、満足感を与えてくれるのだ。
これまでもさまざまなカレーうどんやカレーそばを食べてきたが、この冷やしカレーそばは間違いなく上位にランキングされる逸品。
昼ごはん時は、これに特製の巻き寿司↓が半分ついて、蕎麦の値段と同じ。
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これは受けるでしょう。

「そば處 とき」
大阪市北区堂島1-3-4 谷安ビル1階
06-6348-5558

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2006年07月28日

「Le Bois」(ル・ボワ) 大阪・北浜 カフェ

大阪の人気フレンチ「ラ トォルトゥーガ」の2階に、オーナーシェフの
萬谷浩一さんが「Le Bois」(ル・ボワ)というカフェをこの4月に
オープンさせました。ランチタイムに出かけました。

↓一階の入り口本日のメニューを記した黒板があります。
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オードブル、メイン(数種からチョイス)、デザートorエスプレッソで1050円。
メインは、本日の煮込み(地鶏カレーマサラ)、岩手短角牛のハンバーガー、
花巻白金豚自家製ハムサンド、メツゲライクスダさんのベーコンサラダリヨネイズ、
スペインオムレツのボヵディージョ、自家製パテと田舎パンからチョイス。

↓僕は迷わず「岩手短角牛のハンバーガー」。
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短角牛の内モモ肉100パーセント、それをミンチ、たたき、細かい角切りと
切り方を変え僅かに脂を加え丹念に練りこむ。つなぎは一切なしというハンバーグ。
一方、タマネギのスライスと赤ワインビネガーで炒め煮状態。
そこに焼き上げたハンバーグをさっとからめて、バンズにはさめば出来上がり。
このバンズが、なんとあの「ブランジュリ タケウチ」の竹内さん特製。
濃厚な味わいで胡麻がしっかり効いている。
「このバンズは一発で決まりでした。僕のハンバーグにぴったりでした」と
萬谷さんもべた誉めです。さてさて口に含むと、ハンバー
グは堰を切ったように肉汁が溢れでてきます。それとタマネギのジュが一緒になって、
バンズにもそれが移り、食べ進むにつれ味わいが複雑かつ深くなるという逸品です。
いやあ、これはお値打ちで、お腹も満足、いいランチとなりました。

↓同行者は、「メツゲライクスダさんのベーコンサラダリヨネイズ」をオーダー、
これもたっぷり食べ応えあり。
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「東京の太子堂にベーカーバウンス
http://bakerbounce.com/
という店があって、そこのハンバーガーが無茶苦茶美味しいんです、
それとは違ったのを作りかったのです。
向うはワインは飲めないんですが、僕のところはワインとの相性を考えています」と萬谷さん。
11時から23時まで休憩なしの営業形態というのもうれしい。
事務所の近くにあれば、日に何度も訪れたいと思わせるカフェでした。

「Le Bois」(ル・ボワ)
大阪市中央区高麗橋1-5-22 2F
06-4706-2200

投稿者 geode : 02:36