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2016年12月07日

「米増」 大阪・福島・日本料理

大阪・福島に新しくのれんを掲げた割烹店「米増」。
建築は木島徹さん。京都の「うえと」「柳野」「直珈琲」などを手掛けた人物だ。土壁と木を巧みに使った内装は木島さんの香りが漂っている。

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伊勢海老と新米のお通し。
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新たな意気込みを感じる一品。

くじらと水菜の酢味噌和え。
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くじらの甘味が生きる。

椀物は甘鯛、蕪。
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昆布は利尻の二年熟成を使うと。大阪は真昆布を使うことが多いが、こちらは利尻産である。すっきりした味わい。

造りは鯛とウニ、イカ。
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質の良さがストレートに伝わる。

新潟の真鴨に岡山のごぼう。
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山椒醤油がいい働きをする。鴨の身質のきめ細やかなことに驚き、味わいの繊細さにも感動。ごぼうは力強さの現れだ。

鴨の心臓。
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八寸。
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季節感満載。
柚子釜にはせこ蟹、サツマイモに塩雲丹、サンマの酢締めなど視覚的にも晩秋から初冬の香りである。

琵琶湖のモロコ。
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鮑と海老芋の天ぷら。
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磯の香りが弾け、海老芋はサクッとの中にネットリ感。

二八そばは大根おろしで。このそば、エッジが立っていてお見事。
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ご飯のお供にかますの焼き物にゴマ醤油、ちりめん山椒、香の物。
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たっぷりのいくら。
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柿と洋梨のアイスクリーム。
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亥の子餅。栗とこしあん。きちんと旬のお菓子を用意である。
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抹茶。
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これからどのように変化し成長してゆくか楽しみである。

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「米増」
大阪市北区大淀南1-9-16 山彦ビル1階
06-6345-1107

投稿者 geode : 10:47