2019年09月30日

「寺町コロンボ」 京都・寺町二条上ル・イタリア料理

この9月25日 オープンした「寺町コロンボ」。
「イタリア食堂 コロンボ」が「イタリア菓子 コロンボ」があったところに増築移転である。

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ここのシステムがユニークだ。
11時から18時半まで休みなしの営業である。
タラコスパゲッティセットや牛ハラミステーキセットなどセットが多く、カフェとしても利用できる。

しかし18時半からは 一日一組限定で吉村シェフが料理を作る。
これは完全予約制だ。

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2019年09月27日

「ほうば」 大阪・北新地・韓国料理

定番の強さを毎回堪能する。

15種類のナムル。
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モロヘイヤ、マコモタケ、クレソン、豆もやし、ハヤトウリ、金針菜、ミョウガ、加賀太きゅうり
韓国かぼちゃ、モロッコインゲン、三度豆、ミツバ、インカの目覚め、万願寺唐辛子。

一度にこれだけの野菜を食べることはないが、それぞれの特徴がよくわかる。
このナムルを食べることで、安心感が芽生える。

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2019年09月26日

「toshico」 京都・下鴨北大路・串揚げ

「toshico」のカウンター内にはレコードプレイヤーがある。

店に通うようになり5年ほど経つが、そのターンテーブルが回ったことはない。
主にはCDが音源となっているが、店主が音楽好きであろうと思われる楽曲が流れている。

店主の動きが鋭敏であり、その姿が美しい。
無駄のない動きから生まれる串は、それぞれ素材をストレートに揚げるのではなく、
組み合わせや調味に何らかの工夫がある。だが、一本いっぽん何を食べているかが明確にわかる。

そして串を口に入れた瞬間と一本食べ終わった時の印象が変わる。
食べ終わった時の満足感というか、その串の本領がわかるのだ。
インパクトより余韻という印象が強い。

まずはサラダが届く。
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僕は野菜を必要としているのか、毎回お代わり必至だ。

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2019年09月25日

「デリシャス」 大阪・服部天神・ステーキ

ついに今月末で「デリシャス」は長い歴史の幕を降ろす。

最初は心斎橋にある息子さんの「でりしゃす」でお父さんのことを耳にした。
「ずっと父親の背中を見て頑張ってきました」
この言葉が気になっていた。

いつかは「デリシャス」へという思いが深まっていた。
そんなとき肉姉さんに声をかけていただき速攻であった。
そして一瞬にしてファンとなった。

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初めて伺った時、ミンサーでハンバーグ用の牛肉を挽いておられた。
ハンバーグ用とは思えぬ部位なのだ。

これはうまいに決まっていると確信した。あまりにも贅沢な使い方だ。

それから何度か通い「魔法のレストラン」では親子の饗宴を無理にお願いし、引き受けてもらった。
「あまから手帖」でも取材をさせてもらった。
懐かしい、嬉しい思い出ばかりが詰まった一軒である。

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2019年09月24日

「Ristorante Due」 神戸・中山手・イタリア料理

神戸中山手通りに面して建つ ラ・ドルレイ神戸三宮ビルは
この「Ristorante Due」を始め、焼鳥の「かさ原」、中華の「エヴォーブ」など神戸の名店が入っている。

久しぶりの「Ristorante Due」である。
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シェフの木下憲幸さんは研究熱心な料理人。

ガストロバックという減圧調理器を始め色々な調理器具を使いこなし、
また昆布など日本の食材も敏感に使い、新たなイタリアンのあり方を提案する。

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2019年09月20日

「天ぷら 悦」 大阪・東心斎橋・天ぷら

大先輩からずっと耳にしていた天ぷら屋さん。
大阪は、天ぷら屋さんが少ないエリアだ。

どうしても蕎麦やうなぎ、天ぷらは関東のイメージが強い。
大阪 南 東心斎橋の「天ぷら 悦」である。

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カウンターのみの店である。

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2019年09月19日

「かっぱ梶岡」 大阪・豊中・焼肉

焼肉を12名の男が食べる。
テーブル席とカウンターに分かれる。

賞賛は同一なのだが、感じることは少し違ったようだ。
カウンター組は大将と肉のことや焼き方について意見交換ができ「すごく勉強になった」と話し、
テーブル組は「ここのスーパーハラミはすごいね」という感想を終始していたのであった。

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確かに2種のハラミには唸った。
タレの味わいをくぐり抜けやってくるハラミの分厚いうまみには驚きと賞賛の嵐であった。
テンションが上がること、上がること。各人再訪を想像した。

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2019年09月17日

「LOUISE」 大阪・本町・フランス料理

この8月15日にオープンしたニューフェイスである。
「ルイーズ」というフランス料理店。

店内はテーブル席が吹き抜け、カウンターはライブ感あり。
開放感のある空間が素敵だ。
昼間はランチコース、夜はアラカルトというのが嬉しい。

アミューズはチーズときゅうりのメニュー。
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爽やかさとコクが同居し、軽やかな刺激を受ける優しい味わい。

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2019年09月13日

「トラモント」 京都・寺町二条・イタリア料理

ここで食事をすると温かな気持ちになる。
いつも訪れるというわけではないが、訪れる度にそう感じる。

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かつて神戸の元町に「コットン」というコーヒー店があった。
マスターとマダムの二人で実に柔らかな空気が流れていた。
その店のことを思い出すのであった。

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2019年09月11日

「リストランテ ダ ルーポ322」 兵庫・西宮・イタリア料理

阿蘇あか牛 ビステッカ
この日のメイン食材である。

肉を食べているという感覚を味わう。
炭火でじっくり焼き上げる。

前菜はイワガキ、赤ウニ、トマト、コブミカン。
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イワガキのほろ苦さとウニの甘さにトマトの酸味。
ここにコブミカン(バイマックル)の香りがプラス。
刺激的でどこかエキゾチックな雰囲気も漂う。

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2019年09月10日

「Japaneseまぜ麺 MARUTA」 京都・河原町丸太町・まぜ麺

「この夏、カドカミさんには是非食べてもらいたい麺があります」
と、食いしん坊仲間から熱烈なお誘いを受けていた。

週末の昼間に出かけた。

河原町丸太町の角にあった。

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「ジャパニーズまぜ麺MARUTA」という看板が目立つのだが、
何度もこの前を通っているはずなのに気がついていなかった。

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2019年09月09日

「レストラン コム シェ ミッシェル」  京都・姉小路・フランス料理

重陽の節句である。
菊を愛でる季節だ。

温故知新、という言葉を思い出したフランス料理店。
「レストラン コム シェ ミッシェル」である。

パリのビストロ「シェ ミッシェル」で修業をした大川隆シェフが
現地で学んだ料理を現代風にアレンジして提供するレストランだ。

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まさにビストロという言葉がピタリとはまる。
今年で開店10周年を迎え、多くの人たちに愛されているのがにじみ出ている。

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2019年09月06日

「おさむちゃん」 大阪・堺・焼肉

堺の「おさむちゃん」は「ちゃん」の焼肉店の総帥でもある。

おさむちゃんとめぐちゃんのパフォーマンスというかもてなしの精神にはいつも脱帽状態だ。
おさむちゃんが「A5 マーブル12」と語る姿も麗しい。

3.3坪の店が一体となり、みんなが盛り上がる。
料理を食べる、語る、笑うなどなど人間らしい営みが生まれる店である。

話しながら牛肉を焼くというおさむちゃんのスタイルは確立されたが日々進化している。

いつもの温かいモヤシから始まる。
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2019年09月04日

「エ・オ <ベルナール・ロワゾー・スィニャテュール>」 大阪・あべのハルカス・フランス料理

料理の進化と発展とはこのような料理のことではないかと思わせるランチであった。

関西食文化研究会という組織がある。
地域、ジャンル、年代を超え
食に関しあらゆる角度から学ぼうというコンセプトで10年以上継続している。

その研究結果の発表となるランチ。
テーマは「出汁礼賛」である。

香りの衣を纏ったリエット
遠心分離にかけられたピュアな葡萄ジュース
「不要な成分を取り除き欲しい成分を残す」
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器の上に乗った豚肉のリエットに香り要素を纏わす。
一気にうまみを感じる。挨拶がわりの一品。

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2019年09月03日

「くいしんぼー山中」 京都・桂・ステーキ

肉を食べる醍醐味を定期的に確認するために出かける「くいしんぼー山中」。
この日はカウンターに10名であった。
肉好きが集まった。

山中康司さんの牛肉を扱う姿勢が最初から熱い!

まずはローストビーフ。
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スキッとした歯ざわりに旨みが乗っかる。
のっけからやられた感じ満載である。

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2019年09月02日

「monk」 京都・哲学の道・薪窯料理

カウンターで食べていたが、テーブル席は外国人で埋まっていた。

「一度食べた人が、京都に『monk』があると言ってくださり、それが広がったようです」
とオーナーシェフの今井義浩さんは話す。
外国人比率の高いレストランである。

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