2017年06月30日

「ラ・ターチ」 神戸・加納町・フランス料理

エントランスの様子が「御影ジュエンヌ」に似ている。
「ラ・ターチ」の大川武士さんは、「御影ジュエンヌ」の大川尚宏さんの息子さんで、「御影ジュエンヌ」で10年修業を積んだのちの独立だ。

17063070.jpg

17063046.jpg

カウンターとテーブル席。
この日は4名でテーブル席である。

続きを読む “「ラ・ターチ」 神戸・加納町・フランス料理”

投稿者 geode : 01:20

2017年06月29日

「Droit ドロワ」 京都・寺町荒神口・フランス料理

御所の西側。
店内から御所の緑が見える。
「7時ぐらいまでは緑が見えていい感じになります」とは「ドロワ」のオーナーシェフ・森永宣行さん。
大阪の「ルール・ブルー」京都の「ベルクール」「AU DISCO」などで仕事をされたシェフだ。
6月に開店、まだ一人ですべてをこなす。

17062924.jpg

続きを読む “「Droit ドロワ」 京都・寺町荒神口・フランス料理”

投稿者 geode : 01:33

2017年06月28日

「燕 エン」 京都・八条口・日本料理

定期的に訪れたくなる一軒。
京都駅・八条口の「燕」である。

まずお通し。
17062815.jpg

17062817.jpg

梶の葉っぱで覆われた夏野菜・冬瓜すりながし。
見た目にも麗しい、季節のご挨拶である。

続きを読む “「燕 エン」 京都・八条口・日本料理”

投稿者 geode : 01:49

2017年06月27日

「マルシン飯店」 京都・東山三条・中華料理

京都・中勢以は熟成肉で有名な精肉店。
その熟成豚肉を使った餃子がある、ということで気になっていた「マルシン飯店」。

17062777.jpg

深夜というか早朝まで営業の大衆中華である。
日曜日の昼は、店頭に行列ができる。
その行列に並んだ。

続きを読む “「マルシン飯店」 京都・東山三条・中華料理”

投稿者 geode : 01:15

2017年06月26日

「Fujiya1935」 大阪・本町・スペイン料理

いつ訪れても刺激的だ。
モードスパニッシュというジャンルが話題になって久しい。
その一翼を担っていたのが「Fujiya1935」である。
だが、改装後はシェフ・藤原哲也さんの個性がもっともっと際立ち、まさに
「Fujiya1935」の料理となった印象が強い。

17062614.jpg

テーブルにつくと「白樺の樹液です」と。
17062615.jpg

香り高い水を飲む。
「山では新緑、木々の間を通る風は緑から青い香りへと変わってゆきます。生き物が、その香りを吸って 活々と輝く季節です」とのメッセージだ。

渡されるメニューには素材の名前が並ぶ。

じゅんさい(広島県産) 岩梨 トマト ミント。
17062620.jpg

17062621.jpg
ぬるっとした口当たりが食べる意欲を掻き立てる。

気泡をたくさん含ませた緑茶(奈良県月ヶ瀬産)のパン。
17062623.jpg

これもずっと作り続けるパンだ。この気泡がアクセントとなり、甘味も感じる。

鮑(徳島県産)
17062624.jpg

17062625.jpg

米油で9分の火入れだという。香りと弾力が素晴らしい。

豆乳クリームとラルド。
17062628.jpg

パンにつける。
17062629.jpg

毛ガニ(北海道産) そら豆。
17062630.jpg

そら豆の淡い緑が美しく、毛ガニとの相性の良さを知らされた。

ウルイと白海老。
17062631.jpg

季節の贈り物と感じる一品。

車エビ 雲丹 中温で仕上げたカペリーニ。
17062633.jpg

中温というのがシェフの気持ちだ。この心地がよい温度。
意外だが、想像以上にうま味を感じる。

マナガツオ(愛媛県産) ズッキーニ 茄子。
17062636.jpg

これも火入れの妙味を感じる。

ワサビ(島根県益田市匹見産)のパスタ。
17062638.jpg

ナポリで食べた魚醤のパスタを思い出す。

8週間熟成但馬牛 猪の生ハム トマトと山椒。
17062641.jpg

熟成のうま味が息づいている。

ヨモギ(兵庫県産)とイチゴ(香川県産)。
17062643.jpg

マリアージュの楽しい発見。

山羊ミルク(岡山県産)のシュークリーム。
17062645.jpg

17062646.jpg

可愛い仕掛けも楽しめる。

はちみつ(奈良県月ヶ瀬産)のケーキ。
和三盆のゼリー。
17062649.jpg

17062650.jpg

デザートの在り方も素敵だ。

シェフの思いとスタッフの思いが重なった料理は、やはり力があり、食べる人に感動を与えるのだと思う。

また季節が変われば訪れたい。

「Fujiya1935」
大阪市中央区鎗屋町2-4-14
06-6941-2483

投稿者 geode : 04:22

2017年06月26日

「Fujiya1935」 大阪・本町・スペイン料理

いつ訪れても刺激的だ。
モードスパニッシュというジャンルが話題になって久しい。
その一翼を担っていたのが「Fujiya1935」である。
だが、改装後はシェフ・藤原哲也さんの個性がもっともっと際立ち、まさに
「Fujiya1935」の料理となった印象が強い。

17062614.jpg

続きを読む “「Fujiya1935」 大阪・本町・スペイン料理”

投稿者 geode : 04:22

2017年06月23日

「洋食おがた」 京都・柳馬場押小路・洋食

エキサイティングな夜であった。
静岡から天ぷら屋の料理人、焼津から魚屋さんが「洋食おがた」のカウンターに座った。
少し前から、焼津の魚屋から、魚が届くようになった。
「どんな調理をされているのか見てでないと、どの魚を送ればいいかイメージが湧きませんから」と魚屋は熱く語る。

まずは、フレッシュチーズとトマトの前菜から始まる。
17062310.jpg

それを食べながら、メニューの相談である。

続きを読む “「洋食おがた」 京都・柳馬場押小路・洋食”

投稿者 geode : 01:41

2017年06月22日

「とん太」 東京・高田馬場・とんかつ

今週は、東京のとんかつが二度登場である。
東京のとんかつがたまらなく食べたくなることが多い。
高田馬場の「とん太」はとんかつファンから評判の高い店だ。

17062265.jpg

食いしん坊仲間と高田馬場駅で集合し、出かけた。
午後1時前だが行列ができていた。少し待つだけでほどなく入店。
カウンターに座る。

続きを読む “「とん太」 東京・高田馬場・とんかつ”

投稿者 geode : 01:37

2017年06月21日

「酒や肴 よしむら」 大阪・南森町・居酒屋

FM COCOLOで「門上西林・物見遊山」の収録が終わる。

その日は、お互い時間があったので、
以前満席で入れなかった「酒や肴 よしむら」に向かう。
運良く、空席ありでその客となった。

17062168.jpg

続きを読む “「酒や肴 よしむら」 大阪・南森町・居酒屋”

投稿者 geode : 01:46

2017年06月20日

「茶ろん たわらや」 京都・北大路・茶房

京都・北大路近くにある「茶ろん たわらや」。
「俵屋吉富」小川店に併設された茶房である。
小さなお庭をぬけてゆくアプローチも見事だ。

17062073.jpg

店内は8席。戸外にテーブルが1つ。
この日は気候もよく戸外のテーブル席であった。
新緑と陽光が気持ちのよいバランス。
塀の上に、可愛いネコの置物があった。
ずっとそこでお客さんの動向を眺めているのだろうか。

続きを読む “「茶ろん たわらや」 京都・北大路・茶房”

投稿者 geode : 01:15

2017年06月16日

「焼鳥Kawaguchi」 大阪・北新地・焼鳥

今年の2月開店したばかり。
京丹波黒鶏を使うという。
それも希少部位が揃っているのがうれしい。
カウンターに座ると、原了郭の粉山椒、黒七味、一味が目に入る。

17061683.jpg

続きを読む “「焼鳥Kawaguchi」 大阪・北新地・焼鳥”

投稿者 geode : 01:12

2017年06月15日

「肉家 桜真」 京都・室町御池・焼肉

いつもは一階のカウンターだが、この日は二階の座敷。
15名の宴会である。7名、4名、4名のテーブルとなった。
僕は7名のテーブル。コンロが2台。料理人が5名、研究者が1名という陣容。

自然な流れとして二人の料理人が焼きを担当する。
日本料理とイタリア料理の料理人となった。
僕は日本料理である。
ここの料理長の焼きのテクニックは素晴らしい。
今回は、自分たちで焼くということも楽しみであった。

まずはゴールドラッシュというとうもろこしの冷製スープ。
17061556.jpg

さわやかさと甘味の饗宴である。

続きを読む “「肉家 桜真」 京都・室町御池・焼肉”

投稿者 geode : 01:31

2017年06月14日

「強羅花扇 円かの杜」 神奈川・箱根強羅・宿

「強羅花扇 円かの杜」
料理長が変わり、二度目である。
五十嵐 信幸さんだ。

日本の宿の料理がかわりつつある。
これまで部屋食か食事処であったが、カウンターを設けるところもポツポツ現れ始めた。

先付けは
玉蜀黍のヴァヴァロア。
17061486.jpg

甘い、インパクトありだ。

続きを読む “「強羅花扇 円かの杜」 神奈川・箱根強羅・宿”

投稿者 geode : 01:43

2017年06月12日

「ほうば」 大阪・北新地・韓国料理

安定感がある。
同じメニューだが、飽きることがない。
これは難しいことだが、「ほうば」はそれをやり通す。

まず、最初の15種類のナムルで気持ちを掴まれる。
17061214.jpg

野菜をこれだけナムルというスタイルで食べることができるのは、ここだけなのだろう。
つまりオリジナリティがあるのだ。

続きを読む “「ほうば」 大阪・北新地・韓国料理”

投稿者 geode : 01:20

2017年06月09日

「あやむ屋」 大阪・福島・焼鳥

ふと、焼鳥が食べたくなった。
ちょうど、仲間から連絡がはいり、福島の「あやむ屋」に連絡すると2席とれた。
欲求不満が解決されたような感じ。

サラダと豆腐がサーブされる。
17060932.jpg

喉に湿り気が生まれる。
サラダは重要である。そこで店の力量が見えてくることも多い。
豆腐は少量の醤油を垂らす。生唾が湧く。

続きを読む “「あやむ屋」 大阪・福島・焼鳥”

投稿者 geode : 01:44

2017年06月08日

「とんかつ食堂 熟豚」 京都・山科・とんかつ

まず、店頭の風景からして興味を抱く。
とんかつ愛に充ち溢れている。

17060853.jpg

17060837.jpg

熟豚。そう熟成の豚を使うのだ。
これが「中勢以」の豚なのである。
豚への思いの深さもひしひしと感じる。
調味料にも店主の思いが篭っている。
のれんも然りだ。思いの丈を伝えたいのである。

続きを読む “「とんかつ食堂 熟豚」 京都・山科・とんかつ”

投稿者 geode : 01:14

2017年06月07日

「鮨 原正」 大阪・谷町9丁目・寿司

「原正」は「ハラショー」に由来する。
これはロシア語の「素晴らしい」という意味である。
このネーミングを知ったときはいささか驚いた。
この日は、アテを3つで、そこからにぎりと続く。

鮑、蛸、青柳である。
17060709.jpg

17060711.jpg

17060712.jpg

「鮨 原正」を印象つけるネタだ。
舌に吸い付くというか歯を入れたときの分厚さが違う。
これには清酒が欲しくなる。

続きを読む “「鮨 原正」 大阪・谷町9丁目・寿司”

投稿者 geode : 01:40

2017年06月06日

「アコルドゥ」 奈良・水門町・モードスパニッシュ

モードスパニッシュと書いたが、じつはその領域をはるかに超えた感じがする。
奈良という土地と触れ、その魅力を存分に発揮する内容となっているのだ。
それをひしひしと感じる食事であった。

17060665.jpg

17060667.jpg

続きを読む “「アコルドゥ」 奈良・水門町・モードスパニッシュ”

投稿者 geode : 01:48

2017年06月05日

「三条珈琲店」 京都・三条・珈琲店

気になっていた。
後日、京都・錦小路の「大國屋」という鰻屋の大将と話していると「最近は『三条珈琲店』に行っている」とのコメント。
「ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず、先日ようやく行ってきました」との会話。「三条珈琲店」の楽しみ方談義となった。

17060560.jpg

続きを読む “「三条珈琲店」 京都・三条・珈琲店”

投稿者 geode : 01:07

2017年06月02日

「西天満 中村」 大阪・西天満・日本料理

西天満。
いま、もっとも注目を集めている界隈かもしれない。
中華料理店の激戦区でもあり、またフランス料理店やワインバーなどもふえつつある。裁判所が近い、また骨董店が軒を並べる処でもある。北新地とは御堂筋を挟んで東側だが、このわずかな距離が、新地の混雑感とは異なる大人の街という印象を作り上げているのだ。
そんな西天満に昨年11月に開店した「西天満 中村」。
女性の中村明美さんが主人である。

カウンターの背景には鈴の作品。

17060293.jpg

モダンだが、落ち着き感がある。なぜかホットするのだ。
主人と女性スタッフが一人であった。

続きを読む “「西天満 中村」 大阪・西天満・日本料理”

投稿者 geode : 01:32