2009年03月31日

「世界一の朝食」 神戸・神戸北野ホテル・フランス料理

3月26日から28日まで、「にっぽん丸神戸クルーズ」でした。

27日は、「神戸北野ホテルの朝食」です。
このクルーズの企画として、
「神戸北野ホテル」の朝食とアフターヌーンティーが供されるのです。

朝食メニューは、フランスの三ツ星レストラン「ラ・コート・ドール」の
メニューを、オーナーシェフのベルナール・ロワゾーさんより贈られたものです。

これは「スモール・ラグジュアリー・ホテル協会」から
「世界一」の称号を与えられたものです。
そこには厳しい採点項目があり、
その難関をくぐり抜けたのが、このメニューだったのです。

テーブルには、ずらりとグラスやプレートが並んでいます。

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2009年03月30日

「じき宮ざわ」 京都・四条堺町・日本料理

この日は、同級生や建築家、飲食関係の人など5名で、
「じき宮ざわ」に訪れました。3名は初めてです。

先付けは、一寸豆にホタルイカ、白魚、車海老に黄身酢。岩もずく。
季節を表す献立です。
優しく料理はスタートしました。

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2009年03月30日

お知らせです

          京都・お茶屋の女将に学ぶ
            美しい日本の暮らし
          〜京の歳時と季節の料理〜

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僕はここ数年、食の旅人です。国内各地のみならず、海外にも足を伸ばし、
彼の地の料理人、生産者とお会いする機会を多く持たせていただいています。
さまざまな新しい発見、出会いを通して、ますます食の重要性をひしひしと
感じています。

先日、縁あってバスク・ビルバオ市のスローフード協会からのオーダーで、
ビルバオの料理人と京都の料理人をつなぐ仕事をしました。
彼らにとって京料理の世界は深遠で魅力溢れるものだったようです。
京都の料理屋で一週間研修し、その成果を発表する。素敵な料理が誕生しました。
世界の最先端を疾走する料理人も「京都」という街の力には、心から感服した
ようでした。

そんな「京都」の料理人を、じつは支え、お互いに情報交換を繰り返し、
成長を続けているのが「お茶屋」の存在。その女将さんは、類い希なる
コンシェルジュであり、ネットワークの広さと緻密さ、これは世界に
通用するホスピタリティの表れなのです。

とはいえ、普段はなかなか伺い知ることのできない世界。
その「お茶屋」という未知なる世界を通して、京文化の神髄に触れながら、
日本人として「清く美しい暮らし方・生き方」をともに見つめ直して
いきたいと考え、京都・宮川町のお茶屋『杉きみ』の女将を講師に迎える
料理・文化教室を東京で開催します。

会場は、長年の知己を得て尊敬する、パリを拠点に活躍する料理研究家の
上野万梨子さんが昨年、東京・田園調布に開かれた『アトリエ・リブレ』です。

今回、僕達が企画するこの『杉きみ』のおかあさん・杉本幸子さんの講座は、
その京都の深遠なる世界を知る糸口です。単純に料理やしきたりを学ぶのではなく、
おかあさんの哲学を知ることでもあり、京都の文化に触れる貴重な機会だと考えています。

是非とも、ご参加くださり、京都を身近なものとしてお近づきになりたいものです。

株式会社ジオード
有限会社門上武司食研究所

門上武司

【講座詳細ご案内】
上野万梨子さんの『アトリエ・リブレ』ホームページでご紹介をいただいています↓
http://www.rizble.jp/pdf/090318_rizble.pdf

【上野万梨子『アトリエ・リブレ』ホームページ】↓
http://www.rizble.jp/

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2009年03月27日

「くすの木」 大阪・堂島・季節料理

事務所は、大阪の堂島です。
ランチ時、周辺の飲食店は結構満員状態です。

その中の一軒「くすの木」です。
先頃から厨房に知人が入りました。
森田龍彦さんです。
彼は「浪速魚菜の会」のメンバーでもあり、また農業の研究家でもあります。

その店のランチは、日替わりで二種類です。

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2009年03月26日

「エヴァンタイユ」 京都・岩倉・フランス料理

東京在住のアートディレクターと編集者二人、計四名で
京都・岩倉のフランス料理店「エヴァンタイユ」でランチです。

前菜は帆立に原木椎茸、辛味大根の組み合わせ。
シェフの森谷之雄さんのスタイル全開の料理です。
原木椎茸の味が濃厚。

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2009年03月25日

「日本料理 山玄茶」 京都・祇園・日本料理

京都・祇園に滋賀県からやってきた「日本料理 山玄茶」が出店し、
2年の歳月が流れました。
以前水口で営んでおられた時代に、仲間と訪れたことがあったのです。

2周年を記念しての会食です。

まず胡麻豆腐が出ました。
汲み上げ湯葉にウニ、割り醤油がかかっています。
独特の粘度が特徴です。
ご主人の増田伸彦さんは、滋賀の名料亭「招福楼」出身。
ここの胡麻豆腐も定評ありですが、時代によって粘度が異なるのです。

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2009年03月24日

「アルバーチョ チャイナ」 京都・四条河原町・中華料理

京都・四条河原町下がる。
小さなビルの二階。
エレベーターを降りると、扉は無くそこはすでに店内である。

カウンターとテーブルが二つ。こぢんまりした造り。
四川料理をベースに様々な献立が並んでいます。

よだれ鶏を見つけたので、注文しました。

これは四川の代表的な鶏料理。
四川風の辛味を利かせたソースがかかります。
ここのはごくごくシンプルで、鶏にそのソースのみ。
野菜などが加わることなし。潔く旨い料理です。

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2009年03月23日

「グランメゾン グラシアニ」 神戸・北野・フランス料理

数ヶ月に一度食事をする仲間がいる。
別名「広域暴飲暴食団」とも呼ばれ、各地で旨い店を発見しては
随時分科会が催されるというわけです。

この日は組長に若頭揃い踏み、そこに構成員の僕が加わり、
あとは料理、ワイン好きの同好の士が集まったのです。

あらかじめワインは数本持ち込み済み。
それを参考に、グラシアニの森永正宏シェフはメニューを組んでくれたのです。

「グランメゾン グラシアニ」は異人館通りにあるレストラン。
建物も雰囲気も関西には珍しい存在です。

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2009年03月19日

「和CAFE 代々屋」(だいだいや) 島根県・津和野・カフェ

ある雑誌の取材で島根の津和野に行ってきました。
僕達の年代近くは「アンノン族」です。
したがって萩・津和野というセットでその知名度は大したものです。

ところが、20才代になると、
津和野という存在を知らない人のほうが圧倒的に多いと聞きます。
それはどうやら確かなようです。

津和野駅前のカフェ「代々屋」(だいだいや)という店に入りました。
店頭に「オーガニックコーヒー」という文字があり、
それが気になっていました。
店内には若き女性が一人で切り盛りしています。

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2009年03月18日

「kezako」 京都・祇園・フランス料理

京都祇園の南端にあるフランス料理店「kezako」(ケザコ)。
シェフはパンテル・ステファンさん。
店を開いて2年余が経つ。
この日は、フランス料理のシェフとソムリエなど4名で会食である。

まずは、
黒みつでマリネした鯛にリンゴ、ポン酢のムース、アンディーブにクルミ。
考えればどれも素直な組み合わせ。
このポン酢のムースが果たす役割は大きい。

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2009年03月17日

「アミュゼ・ヴ わいんやひとみ」大阪・北新地・ワインハウス

今日は、特別編です。
ワインスクールで講師も務める岩佐仁美さんは大阪・北新地で
「アミュゼ・ヴ わいんやひとみ」というワインバーを営んでいて、
若き料理人が腕を振るっています。

その料理人と岩佐さんが出張料理を振る舞う場に参加。

「今日は、クラシックな料理でせめていきます」と
若き料理人の宣誓とともに宴は始まりました。

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2009年03月16日

「珈琲屋せつ」 鳥取県・米子市・珈琲専門店

珈琲専門店は、街の基地となります。
先週末にアップした鳥料理の「さんぽう」は、
この「珈琲屋 せつ」で教えてもらったのです。

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2009年03月13日

「さんぽう」 鳥取県・米子市・鳥料理

今回は『あまから手帖』5月号旅のページ。
「9号線を西へ」というテーマで鳥取のブーランジェリー、
大山の「植田正治写真美術館」とブーランジェリー、
そして島根のカフェ3軒を巡る旅です。

泊まりは、米子市。
晩ご飯は、昨年『翼の王国』の「二度目の米子」で訪れた
鳥料理の「さんぽう」にお邪魔しました。

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2009年03月12日

「田佐久」(たさく) 東京・浅草・あんこう鍋

先月末の食事です。

「浅草に旨いあんこう鍋があるから食べに行きましょう」という
プロデュサーからのお誘いに答えて、
東京で仕事を終えた後、浅草に急行です。

店は、浅草食通街にある「田佐久」(たさく)です。

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2009年03月11日

「イル・ケッチァーノ」 山形県・鶴岡市・カフェ&ドルチェ&イタリアン

スローフードジャパンの理事会と国内委員会、
そして懇親会が庄内の人気レストラン「アル・ケッチァーノ」に隣接する
カフェ&ドルチェ、料理も供する「イル・ケッチァーノ」で開催されました。

そして理事会と国内委員会の間に、
まず幾つかのお菓子を頂いたのです。

ドルチェは「モンテ・ルーナ」(月山という名前)です。
モッツァレラチーズのザバイオーネ。
予想していたより軽やかな味わいに、ほっとしました。

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2009年03月10日

「スローフードジャパン全国大会その2」 山形県・庄内・スローフード

「スローフードジャパン」はNPO法人です。
一年に一回会員総会を開催します。
「スローフードジャパン」ではそれを全国大会と呼んでいます。
今年は、開催地が山形県。
その庄内地区は「食の都 庄内」といわれるほど食材には恵まれた地域です。

3月の6日から8日まで、この全国大会に参加するため庄内に行って参りました。

8日の午後は、会場を三川・いろりの火の里ホールに移し、
会員総会並びに夜は交流会となりました。
会員総会は、いつものことながら議論百出です。
自由に発言ができるのもスローフードの特徴です。

それが終了し、交流会に移ります。
会場内センターテーブルには、
庄内が誇る洋食のシェフ軍団「DEC」クラブのメンバーが
腕によりをかけて作り上げた料理がずらりと並びます。

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2009年03月09日

「スローフードジャパン全国大会」 山形県・庄内・スローフード

「スローフードジャパン」はNPO法人です。
一年に1回会員総会を開催します。

スローフードジャパンではそれを?全国大会?と呼んでいます。
今年は、開催地が山形県。
山形の庄内地区は「食の都 庄内」と言われるほど食材には恵まれた地域です。
3月の6日から8日まで、
この全国大会に参加するため庄内に行って参りました。

6日は理事会や国内委員会。
7日が全国大会で、まず、余目の響ホールで開催。
そのロビーには庄内産の産物が展示されています。

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2009年03月06日

「イル・ランポ」 京都市・河原町三条・バール

京都河原町三条上がる、少し東に入ったところにある
イタリア料理店「トラットリア・ニーノ」の2号店「イル・ランポ」です。
ここはヴェネツィアの立ち呑み・バーカロをイメージした造り。
店内手前が立ち呑み、奥がテーブル席となっています。

昨年秋より、ランチを始めました。
ここは石窯があり、
そこで焼き上げるピッツァがランチのメインとなります。

サラダとピッツァ、そしてコーヒーという内容です。

まずはサラダです。

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野菜の味わいが濃厚です。
それを際立たせるドレッシングもいいのです。
ちゃんと野菜と和えているので、
まんべんなくドレッシングの味が行き渡っています。

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2009年03月05日

「バール・ラッフィナート」 芦屋市・大原町・バール

JR芦屋駅前、「ラポルテ」という商業ビル東館の一階に
昨年末にオープンした「バール・ラッフィナート」です。

ここは近くに「リストランテ・ラッフィナート」があり、その2号店です。
駅前立地ということもあり、午後3時頃訪れたのですが、
店内には相当数の人達で良い雰囲気を醸し出していました。

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2009年03月04日

「レストラン トモシロイノウエ」 香川県・高松市・フランス料理店

フランス料理が大好きです。それは変化ある料理だからです。
もちろん他の料理に変化がないというわけではありません。
いろんなジャンルの料理で、
いま特にフランス料理と日本料理の変化が著しいと感じるのです。

日本にも数多くのフランス料理店があります。
その中でも、僕が今、もっとも足を伸ばしたいのが、
高松にある「レストラン トモシロイノウエ」です。

昨年の秋に訪れ、初めてこのレストランで食事をしたときの衝撃は、
いまもしっかり記憶に残っています。
それから数ヶ月たち、「また食べたい」という気持ちは増幅するばかり。

先月の半ば、高松に取材に出かけ帰りに立ち寄りました。
よってランチです。
僕達はカメラマンの鈴木誠一さんと、そこに神戸から伝説のシェフMさん、
そしてそのMさんの元で長く修業し、
現在は独立し腕を振るうシェフSさんとの4名でした。

2月中旬というのに満席状態、素晴らしいことです。

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2009年03月03日

「田舎料理 たま葱」   大阪・福島・おばんざい

朝日放送の近くには色んな店があります。
とあるビルの一階は「トラットリア ピノ」。
その三階は「鉄板ダイニング 凡」。
じつは二階に「田舎料理 たま葱」という店があり、
以前から気になっていました。

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2009年03月02日

「季節料理 津むら」 大阪・新深江・日本料理

来る4月で店を閉じる大阪・新深江の「津むら」。
店主の津村眞次さんには
「55歳で引退。あとは第二の人生を」という目標があり
それが今年の4月なのです。

というわけで岡山から吉田牧場の吉田全作夫妻、
フォトジャーナリストの森枝卓士さん、
ジャーナリストの熊谷真菜さん達が集合。そこに参加しました。

まずは前菜。
赤貝、トリ貝、ワカメ、千住ネギ、そこに黄身酢がかかるのです。
津村さんらしい、最初からかなりインパクトある展開です。

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