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2025年07月08日

「NAKADO」 広島・紙屋町・フランス料理

広島の繁華街・紙屋町のビルの2階にあるフランス料理店「NAKADO」
オーナーシェフの中土さんとは、イベントなどで何回か顔を合わしているが訪れるのは今回が初めて。

カウンターに6人が並ぶ。

 

アミューズが3種

 

プラチナコーンのすり流し

糖度22度という。
甘さが格別。

 

ひよこ豆粉末団子
キャビアに柚子風味

 

瀬戸内のわたり蟹

 

続いてシグネチャーメニューのサラダ

北広島の『やまのまんなかだ』さんが育てるマイクロリーブなど。
一つひとつの野菜の味わいがじつにしっかりで、印象的なものになっている。
いろいろなレストランで類似した料理はあるが、ここのは一線を画した存在。

 

続くおこぜの料理

脱水した薄切りおこぜの上にじゅんさい、発酵レモンの風味
おこぜのだしと香草のジュレ
爽やかなで舌を包む迫力あり。

 

白茄子は昆布だしで揚げ浸し

赤うに 昆布で香り付けしたオイル
穂紫蘇と柚子 オリジナリティあふれる一皿

 

ナマズの料理

ガストロパックを使って調理
グリーンカレーのような雰囲気。

 

鹿のタン

軽くスモーク
貴重部位だと思う。
しなやかな歯応えとうま味の凝縮感

 

焼きたてのパン
オリーブオイルとハーブ

 

椀ものが出た
蓋を開けるとかなり重い。

なんとガラスだとのこと。
椀種は鱧
出汁は鱧のコンソメ
シェフ曰くフランス料理と。
完成度の高い料理だ。

 

イカの細切り
白ワインソースに卵黄
トリュフの薄切り

香りも楽しむ。

 

イサキ

皮目はパリッと焼き込む。
海水のミネラル感を活かす。
エスプーマ 青海苔の風味が鮮烈

 

さくら牧場 竹の谷蔓牛

噛むごとに味わいが深まる。

 

自家製卵麺にスッポンスープ

シンプルだが、余韻が続く。

 

アヴァンデセール

はっさく 柑橘のグラニテ
ヘーゼルナッツ

 

アムスメロン
ブランマンジェのエスプーマ

スープ 
白バルサミコアルギン酸カプセル

 

コーヒー

 

カヌレ

 

 

中土シェフの郷土愛
食材と調理に対する研究熱心さに感服
刺激を受けつつ楽しい時間であった。

 

 

「NAKADO」
広島県広島市中区堀川町4-18 胡子GRIT 5F

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
森 義文(part1) – YouTube

兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube

堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
堀木 エリ子(part 1) – YouTube

西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00