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2019年07月10日

「坦坦 烏丸店」 京都・東洞院六角・担々麺

四条壬生の「坦坦」を訪れたのは何年前のことだろう。

まろやかな坦坦麺を食べ、このタイプはいいなと思った記憶がある。
料理は、その地の伝統や文化・習慣などによって大きく左右される。

日本料理も北海道と九州では同じ献立を食べても味わいの違いは大きい。
醤油など調味料の味も違えば、出汁に使う素材も異なる。

こちらはクリーミーな担担麺専門店と明記してあった。
コンセプトが明確である。

ここで冷たい坦坦麺に初めて出会ったのだが、柔らかな味わいであった。
本場の人たちがどのような反応をするかは定かではいが、
僕たち日本人の口には見事にマッチしていると感じていた。

東洞院の六角に「坦坦」の文字をみた時に、ここは壬生の支店であろうかと思いながら時が過ぎて行った。

ぶらりと歩いていると「坦坦」の文字が目に飛び込んできた。
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湿度が高く 汗がじっとり滲んでいたので迷ったが 冷やし担担麺にした。
そこに餃子をプラスである。


まず餃子が届く。
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皮がパリッというよりやや柔らかな食感と味わいが特徴である。
あんの濃さも塩梅がいい。
タレをつけるとあんの味に輪郭が生まれた。

そして冷やし坦坦麺だ。
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味玉を追加した。
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まずはスープを飲む。
柔らかな酸味とかすかな辛味とまろやかなコクを感じる。

遠い記憶が蘇ってきた。
おお、これだ!という感覚である。
麺をすする。細麺だが弾力がある。
スープとのなじみもいい。

味玉に箸をつける。
想像より濃厚な味わいだがスープと混ぜると優しくなり、一気に食べてしまった。

担担麺のバリエーションがあるのもうれしい。

「坦坦 烏丸店」
京都市中京区御射山町260 ロイヤルプラザ1F
075-223-0308

投稿者 geode : 01:42