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2009年02月03日

「Les Ambassadeurs」 パリ・ホテルクリヨン・フランス料理

パリ二日目の夜です。
この旅は今年で4年、4回目。
一回目、非常に印象深かった
「ホテルクリヨン」の「Les Ambassadeurs」を予約していました。

アミューズは横に長い皿に三列の料理が並びます。
まずは左から奥がチョリソー風味のムースです。
手前がニンジンのジュース。

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真ん中がフォアグラのクロメスキー。
いわばフォアグラのコロッケですね。

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そして右がタラとジャガイモを筒に詰めたもの。

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その横の銀紙がトリュフバターです。

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開くとこんな状態。
カリッと焼けたパンに付けるとなんとも香りが立ち興奮します。

バターも有塩、無塩。ナイフの立て方も見事です。

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この料理が不思議でした。真ん中に鎮座するのは卵のフライです。

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切ると、このように中からトリュフ入りの卵の黄身が流れ出すのです。

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ソースはトリュフのピュレ。どうして黄身を閉じこめたのか・・。

次はオマールの料理です。
真ん中にオマール海老、その上にジャガイモ、
回りは海老味噌とパルメザンチーズをねりこんだ生地。

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そこに白い泡がかかります。

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横には黒いトリュフのフランがついているのです。

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僕のメインは、エクルビスとリードヴォーを筒に詰めた料理です。

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上に黒トリュフ。三本の筒が並びます。

友人のメインは鳩ですが、このスタイルは初めてです。

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チーズの熟成具合も素晴らしい。

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デザート、僕はバシュランです。

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あとは友人が頼んだメニュー2品。美しいです。

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プティフールが出てドリンクです。

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ここのハーブティは、鉢植えのハーブをその場で切り、
洗いつぶし、フレッシュのままお湯を注いで完成。
香りの立ち方が違います。

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このレストランの料理には、感心です。
どこまで手の込んだメニューを供するのか。
チームの料理だということを実感しました。

Les Ambassadeurs ・ パリ・ホテルクリヨン
10, Place de la Concorde 75008

門上武司食研究所サイトに

12/19 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.14
      レストラン“ローラン”のケアシガニのジュレ
公開しました。↓

http://www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

http://www.kadokami.com/

投稿者 geode : 02:56