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2011年01月28日

「LES TABLETTES DE JEAN LOUIS NOMICOS」 フランス・パリ・レストラン

在仏のジャーナリスト・南谷桂子さんのおすすめ。
南谷さんも一緒にランチです。

昨年12月にオープンしたばかりのレストラン、
「LES TABLETTES DE JEAN LOUIS NOMICOS 」です。
前の「ターブル・ド・ロブション」があったところです。

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シェフはアラン・デュカス出身で、
「ラ・セール」のシェフを9年務めた人物です。

ワインリストを頼むと渡されたのが「I PAD」です。

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ワインリストからスペッシャリテの作り方が動画で現れます。

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このスタイル、すぐに敷衍しそうです。

アミューズは
ジャガイモピュレにフォアグラにトリュフです。

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このバランスの良さは素敵なスタートです。

9名のグループです。
前菜は3種類選びました。
イカとアーティチョークの一皿。

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イカの火の通し方が見事で甘味もすごく生まれています。

もう一品はマカロニです。

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これもフォアグラなどが詰まったうま味満載の一皿となっています。

そしてウニが入った軽い前菜ですが、

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ウニの味と香りがきちんと利いた一品になっています。

メインも3種類です。

まずは焼きあがった仔牛が運ばれてきました。

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結構サイズもあり、いかにも旨そうな表情。

ルージュはパン粉をつけて焼いています。

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ズッキーニの花のフライも美味。

うずらです。

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フォアグラをプラスし、うま味充分です。

そして先程の仔牛です。
切り取って下さいました
仔牛の焼き具合も素晴らしい。

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中身のジューシィな感じ、

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実に上手く表現されています。

デザートも3種類です。
チョコレートのスフレ風タルト。

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軽いのですが、香りもきちんとありです。

洋梨のキャラメリゼ。

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イメージと全く違うデザートが楽しいです。

バニラアイスとトンカ豆のデザート。

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これも素敵でした。

チョコのソース用のポットでしょうか、

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なんだかほっとする可愛さです。

ラストにひと口サイズの

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小菓子。

シェフは変化する料理について
「いい加減なことはしたくない」ということを大切にしています。

日本料理の技法は知り、それを使うことは良しだが、
醤油や昆布など調味を変えることはしません。
と、はっきり言い切ったのです。

いい発言にも出会いました。

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LES TABLETTES DE JEAN LOUIS NOMICOS
16, AVENUE BUGEAUD 75016 PARIS
08 99 69 86 88

投稿者 geode : 02:33