2026年06月26日
「PARCO FIERA(パルコ フィエラ)」 北海道・札幌・イタリア料理
札幌からJRで約20分。
稲穂駅という無人駅前のビルの一階にある。
カウンターのみのレストラン。


5月末の記録。
北海道では山菜がギリギリの時期。
最後の山菜とのこと。
アミューズはチーズのサブレ
そこにはケンタロウイチゴ(珍しく男性名)
塩、オリーブオイル、粒マスタード、ペコリーノロマーノ
イチゴの酸味と甘味にチーズなどのコクがプラス
個性的な始まりとなった。
シェフの中條大輔さんとソムリエの女性コンビが息ピッタリ。
次は出来立て(眼前で調理)のモッツァレラチーズと 18 か月熟成のプロシュート
モッツァレラチーズはほのかに温かい。
その温度によってプロシュートの脂分が少しずつ溶けてゆく。
この変化がことのほか楽しく感動を呼ぶ。
ホワイトアスパラガス
ヤリイカとウニを乗せ、さらにボタンエビで作ったカラスミがかかる。
それぞれが個性を出汁ながらもアスパラガスの存在をきちんと守っている。
その苦味の強さを感じる。
今度はグリーンアスパラガス
薪火で焼きながら表面をコーティングし中身は蒸し焼き状態に。
ソースには毛蟹とバター、木の芽などが加わる。
泡は鮎の香りという。この組み合わせの妙に驚く。
メヌケの松笠焼き

鱗は油漬けにして炭でパリッと焼き上げる。
メヌケが持つゼラチン質がソースに溶け込みハマボウフウなどの野菜に新たな力を与える。
自家製シャルキュトリーのオンパレード


目と心を奪われる。
一枚一枚しっかり味わいながら食べる。
喉を通る時の甘さやコクが変わる。
こんなに貴重で楽しい経験は稀有だと感じる。
モルタデッラの味の深みは印象的
パスタはフレッシュトマトと白魚のストリケッティ
ストリケッティは卵と塩漬けのパウダーで仕上げる。
卵黄と卵白の割合が決め手のようだ。
締めは山菜のオジャ
利尻の昆布が仕事をする。
なんと新潟の「UOZEN」から届いた猪も入る。
料理人仲間の饗宴でもある。
ジャージー牛のアイスクリーム
中條シェフとソムリエが編み出す世界にどっぷり浸かる
悦楽の時間であった。
「PARCO FIERA(パルコ フィエラ)」
北海道札幌市手稲区稲穂1条4-8-10
070-1139-0283
Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
★門上武司の旅vol.18:オープン2年余で長足の進歩。見事な衣の天ぷら店、静岡『なかむら』
★門上武司の旅vol.19:トッププロの信頼厚き鮮魚店、静岡『サスエ前田魚店』
YouTubeチャンネル「Round Table」=====
森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
森 義文(part1) – YouTube
兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube
堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
堀木 エリ子(part 1) – YouTube
西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00

