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2013年10月17日

「ディファランス」 大阪・本町・フランス料理

土曜日の昼。
午前の仕事を終え、靭公園へ向かう。

場所は「蕎麦切りmasa」の隣。
以前、「ブランジュリタケウチ」があった側でもある。

始まりは
鴨と豚のソーセージと南瓜のパンケーキ
桃とローズヒップのグラスと甘海老。
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ソーセージの苦味や旨みを、南瓜の甘味がうまく包みこんでくれる。
桃とローズヒップの香りと甘味が素敵な出会い。
視覚的にもインパクトがあり、これから続く皿に期待感が膨らんでゆく。

秋刀魚と秋茄子。
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秋ならではの食材を重ねる。
香りは柚子がふんわり漂い、口に運ぶと焼茄子の味わい。
続く秋刀魚の脂分の旨さが重なる、というバランスの良さ。

四つ葉の無塩バターにチベットの塩。
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帆立貝とリードヴォー。
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マッシュルームにキノコの粉末がかかる。
秋のイメージ満載である。
マッシュルームの触感と味わいを楽しみ、リードヴォーと帆立に到着。
ここで食感が変わる。
秋の海、里、山を感じてゆく。

フォアグラと鳴門金時。
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文字面から興味が膨らむ。
甘味がどんな重なりをみせてくれるのか。
想像を超える麗しい出会いだ。
これはミルクのムースというか泡の勝利である。

甘鯛と豆類。
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甘鯛は火入れが勝負。
そこをクリアしたこの甘鯛に拍手。
豆類も楽しく、白菜のピュレも効いている。

信州豚と嬬恋キャベツ。
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信州豚の美しさには愛着が生まれるほど。
香りと甘味の塩梅が見事である。

豚の下に敷かれたキャベツは、4時間乾燥させているらしい。
このキャベツの食感と色合い、独自の甘味が豚の味わいに寄り添っている。
キャベツの印象大の一皿であった。

洋梨とラムレーズン。
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最後までビジュアルの美しさは統一感あり。
洋梨のコンポートにガトーショコラ。

秋をしっかり楽しむ。

エスプレッソ。
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ミニャルディーズ。
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香りの使い方や食感の遊びが素敵。
いろいろな人達との出会いで次のステージが現れるのであろう。

若きシェフ・藤本義章さんとソムリエ・小阪学さん始め、
スタッフのチームワークがよく、快適な土曜日のランチとなった。

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「ディファランス」
大阪市西区靱本町1-16-12
06-6479-1140

投稿者 geode : 01:34