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2021年06月17日

「飛」 石川・金沢・寿司

気のいい店というものがある。
それは店が醸し出す雰囲気に大きく左右される。

「飛」は気のいい店である。

昼に伺った。
この器はよく考えてある。

生姜は中に、寿司は左側となる。

 

真ハタ

江戸前の酢がきいた寿司めしではなく、むしろ甘味がほんのり。
ネタとの相性を考慮しての加減である。

 

甘海老の甘さと寄り添う。

 

椀を開けるとハート型の蒸し寿司

毛ガニである。思わず頬が緩む。

 

白貝 鰻のタレで煮込み

甘味と旨みのバランスがいい。

 

アジのねっとりとした食感

その香りと寿司飯のバランス。

 

赤イカ

香ばしさがインパクトあり。

 

鰻は手巻き。

ボリューム感がうれしい。

 

能登の90キロのマグロ

一週間の熟成。香りも味も素晴らしい。

 

的鯛の昆布締め

うまみが増している。

 

味噌汁で一息。

 

白海老

なんとも贅沢な一品。

 

独特の卵焼き

ほのかな甘さが印象的。

 

干瓢巻きで締める。

 

昼時の胃袋にも優しく
気分も明るくなるカウンターであった。

 

 

「飛」
金沢市尾山町12-8
076-255-2768

投稿者 geode : 10:00