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2015年08月04日

「にしぶち飯店」 京都・下河原・中国料理

発売中の「Casa BRUTUS」で京都の中華料理店が特集されている。

その巻頭2ページを飾るのが「にしぶち飯店」。
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食いしん坊の仲間と7名で会食。

中華の冷たい茶碗蒸し。
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トマトのジュレの酸味が効いている。

夏の前菜として、口を洗い、胃袋を軽やかに刺激するのだ。

アルミの打ち出しのスプーンが軽くて素敵。

立派な鶏の焼き物。
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皮目の色艶の良さが食欲を大いにそそる。

その焼き物と鮎の唐揚げである。
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鮎の香ばしさと苦玉の苦味が残る。

鶏は、皮目の火入れと中の火入れの差異が旨さを表現。

鱧は焼霜。
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これは店主・西渕健太郎さんが和食の修業をしたことと、
本人が鱧を好きということに由来する献立。

鱧の旨みを最大限に引き出した料理ともいえる。

フカヒレは冬瓜と干貝柱のスープ。
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貝柱から抽出されるスープの深みのある味わいと
フカヒレのマッチングンは素晴らしい。

滋味を感じた。

これから調理されるアワビ。
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のどぐろの蒸し物。
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脂のノリ具合がすごく、大根おろしを合わせていい塩梅。

アワビの肝ソース。
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黄ニラと万願寺唐辛子。

野菜のしゃきっとした食感。

アワビの弾力ある歯ごたえとのバランスも満足感につながってゆく。

京都牛のヒウチ。
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香りパン粉が振られ、黒酢のソースがかかる。

加茂なすの甘味がいいアクセント。

ジャージャー麺。
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杏仁豆腐にはフルーツをたっぷり。

烏龍茶のジュレ。
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カウンターで食べる醍醐もしっかり。

中華料理の変化と進化を楽しむことができた。

「にしぶち飯店」
京都市東山区上弁天町444-2
075-561-1650

投稿者 geode : 01:09