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2008年08月15日

「秋やま」   大阪・北新地   日本料理

世間は夏止み突入です。雑誌の編集をしていると休みに関係なく編集作業は進行してゆきます。
青果会社のオーナーと打合せを兼ねての会食です。場所は、大阪北新地の割烹「秋やま」です。以前から気になり、「あまから手帖」でも取材させてもらった一軒です。
北新地を歩く人も少なく、休みを取っている店も多い中、ここは満席状態です。

ご主人は秋山尚登さん、36歳だそうです。

スタートは立体的に盛り付けられた前菜。

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右下から時計回りに、金時草のおひたし、おかひじきタラコソース、インゲン豆のピーナッツソース、貝柱の湯葉巻き揚げ、鱧とキュウリのゼリー寄せ。それぞれしっかり味を付けられた楽しい前菜です。

続いてあわびとウニのゼリー寄せ。

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これは大胆かつうれしい一品です。攻めの料理です。

洋風揚げ出し。

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香川の三豊ナスに海老などが入りクリーミィなソースなど、これも若き料理人の勢いが続きます。

造りは、和風か中華風かの選択です。

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中華風を選びました。まぐろとめいち鯛。大根、ニンジン、キュウリなどが入りゴマ油の香りが利いています。

すっぽんの茶碗蒸し。これは写真がありません。

焼き物は、銀だら、牛肉、万願寺唐辛子、岩カキです。

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この組み合わせもしっかり攻めです。

ごはんも幾つからから選択。鱧とウニのごはんです。

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これも濃厚で旨いごはん。

デザートは桃のコンポートにアングレーズソース。

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どこまでも若さと勢いのある料理の連続で力に溢れています。当分はこの姿勢で推し進めて欲しいものです。

昼ごはんもありなので、次回は昼も訪れたいと思っています。

秋やま
大阪市北区堂島1-2-23
田園ビル2F
06-6341-1608

門上武司食研究所サイトに

8/5 付、
 ☆『海外通信』Torino 通信 Vol.11
  東京イタリアン事情
公開しました。↓

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www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年3月度「第63回 トゥールモンド」

も公開中。↓

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www.kadokami.com/

投稿者 geode : 02:04