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2022年10月27日
「京、静華」 京都・岡崎・中国料理
いつ訪れても安定感のある料理。
しかし、そこには驚きとご主人・宮本さんの新たな挑戦を垣間見る。
七谷鴨と蓮根餅
鴨の皮目の輝きとパリッと感 身のしっとり感
蓮根餅は粘りはあるが爽やかな印象を残す。
松茸 鮑
宮本さんの真骨頂とも言える上湯の透明感
そこに松茸の香りと味、鮑のコクが加わる。
どこまでも透明感を失うことなく清楚で奥行きのある味わいとなる。
新イカ 銀杏
チシャトウも入る。
イカへの包丁目の仕事に感動。甘味が膨らむ。
食感の差異も楽しい。
明石鯛
中華風の刺身
すだちとオリーブオイルの風味が生きる。
名作である。
サドルバック
酢豚であるが、これほど豚の脂が甘く、かつピュアは味わいは貴重とも言える。
もちろんお代わりをしたことは言うまでもない。
ハインツのケチャップ ウスターソースは本来の酢豚の構成要素
丹波栗 百合根
伝統的なスープ
栗とかぼちゃと百合根 上湯に少し昆布が入ると風味が広がる。
上品と言う形容詞が似合う料理だ。
和牛ロース
和牛の奥に見えるのは万願寺唐辛子
合わせて食べると青椒肉絲となる。
黒胡椒の風味で華やかとなる。
カマス 紫頭巾 エビ 麻辣ソルベ
春巻きだが、中身がカマス、紫頭巾、海老と変わる。
合間に麻辣ソルベを食べると口がフラットとなる。
浜名湖ドーマン
ドーマンは稀有な浜名湖のかに
これを台湾風のおこわ仕立て
満足感に満ち溢れる
キノコのタンメン
この季節ふんだんにキノコが入手できるのでキノコのタンメンとなる。
味わいは濃いのだが、やはりすっきりというのが宮本さんならではの世界。
いつもの杏仁豆腐
うっとりである。
杏のゼリー 胡麻団子 ピスタチオのかりんとう
フルーツティーで締める。
身体も心に爽やかになる料理である。
「京、静華」
京都市左京区 岡崎円勝寺町36-3 2F
075-752-8521
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投稿者 geode : 10:00
