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2016年11月28日

「百春」 京都・寺町二条・珈琲店

京都寺町通りは骨董店や紙を扱う店が多い。
一保堂茶舗という名店もあり、その南側のビルの二階にあるのがカフェ「百春」。
寺町通に面して小さなサインがある。

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自家焙煎珈琲、手作りケーキ、タマゴサンドという文字が書かれている。
二階に上ると窓に面してカウンターがあり、テーブルが2つ。じつにこじんまりとした空間だが、そこに流れる空気感はいい。珈琲の香りはゆったり漂っている。

メニューを開くと珈琲は4種。
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ブレンドとストレートが3種。
「毎朝、少量ずつ必要な量だけ珈琲を自家焙煎しています。煎りたての新鮮な珈琲を、挽きたくて・・。ハンドドリップで淹れています」
マンデリンを選び、タマゴサンドを注文したかったが、ステーキ丼ぶりを食べたあとなので、フレンチトーストにした。

マンデリンが届く。
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苦味はマンデリンそのもの。しかし軽やかである。
口に含んだ瞬間、舌を苦味が刺激する。
すっと喉に奥に吸い込まれてゆくかんじだ。

フレンチトースト。
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この焼き色に反応する。
ナイフを入れると吸い付くような感触。
ねっとりした歯ざわり。牛乳と甘さの混じり合う様がうれしい。

心地のよい空間で過ごす時間は贅沢である。
帰り際に伺うと、珈琲豆は焙煎してから数日なじませてから使うとのこと。
とオーナーの女性が話してくれた。
次回は、タマゴサンド、ビジュアルがじつに旨そうであった。

「百春」
京都市中京区常盤木町55 種池ビル 2F
075-708-3437

投稿者 geode : 01:57