« | メイン | »

2010年08月02日

「ル・コントワール・ド・ブノワ」 大阪・西梅田・フランス料理

「パリでも、地方でも、味わいのあるビストロが好きです。
 そこには私たちを惹きつける人間的な魅力と
 オーセンティックな装飾、
 シンプルでボリュームのある
 その土地を称えた彩りある料理があるからです」と
アラン・デュカスさんは語ります。

そのデュカス氏が、フランスから優れたビストロを紹介するイベント
「フードフランス」が06年から東京で開催されてきました。
大阪の「ル・コントワール・ド・ブノワ」で
「メゾン・コンスタン」が開催され、出かけました。

今回は「レ・ココット」のシェフ、フィリップ・キャドさんの来日です。
ストウブ社のココット鍋を使ったメニューを楽しみました。

前菜の前にアミューズが2品。

まずはキャビア・オーベルジーヌにツナです。
キャビア・オーベルジーヌは焼いた茄子を
キャビアに見立てたものです。
10080267.jpg
そして右に、フランスパンにタップナード。
いかにもフランス・ビストロらしいスタートです。

つづいてガスパッチョです。
10080268.jpg

10080270.jpg
そこへスープが加わります。
少し海老が入っています。

そこから前菜・魚もしくは肉、デザートとなるのです。

前菜は
昔ながらのテリーヌ・ド・カンパーニュとしました。
10080272.jpg
これも野菜、コルニション、パンがつく、いかにもの供し方です。
テリーヌはしっかりとした塩分・脂分もあり、これは旨いです。

肉料理は
牛ほほ肉のプロバンス風煮込み バジルのパスタ。
10080274.jpg
少し画像は見難いですが、
赤ワインで煮込まれた牛ほほ肉の解け具合や
味の凝縮感など楽しめました。

デザートは
リ・オ・レ ブルボンバニラ風味です。
10080276.jpg
リとは米のこと。米は野菜の一種として調理されます。
つまり米のミルク煮込みというデザートです。
バニラの香りや甘みがあり、
特有の味わいに仕上がっていました。

エスプレッソと小菓子で締めました。
10080277.jpg

集まったメンバーは、先輩の編集者、
日本料理の料理長、イタリア料理のシェフ、
東京から来られた編集者などです。
終始、話題が尽きることなく
楽しいディナーとなりました。

ル・コントワール・ド・ブノワ
大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼブリーゼ33F
06-6345-4388

投稿者 geode : 01:20