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2009年04月16日

「一之船入」(いちのふないり) 京都・河原町御池・中華料理店

パリ在住で、現在東京・田園調布に食のスペースを持たれる
料理研究家・上野万梨子さん達と
京都・河原町御池近くの中華料理店「一之船入」(いちのふないり)に。

僕は上野さんと店主の魏さんと一緒に、
昨年末、岐阜の「開化亭」という中華料理店に訪れました。

前菜から魏さんのパワー全開です。
フカヒレ・筍・菜の花を上湯ゼリーで固めたものです。
上にはウニとキャビア。アスパラガスも付いています。

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続いて登場したのが太いフカヒレです。

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これは上湯と山椒水でじっくり火を入れたというモノです。
旨み濃厚。

サヨリの揚げ物です。

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上からココナッツとカレー風味のパン粉がかかります。
香ばしさにカレーと食べる楽しみが広がってゆきます。

大正海老にはからすみが挟んでありました。

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そのコクと旨みの相乗作用で、海老の味が深まってゆきます。

椀物なのですが、蟹の餡かけ。

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自家製の白玉の中には干し貝柱などが入り、
凝縮した味わいがしっかり残ります。

名物担々麺。

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やや甘みもあるのですが、これはクセになる逸品です。

締めに軽くジャコ炒飯です。

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いつもながら攻めの料理が続く楽しいひと時でした。

一之船入(いちのふないり)
京都市中京区河原町二条下ル一之船入町537-50
075-256-1271

門上武司食研究所サイトに

2/05 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.15
   日本人のケータリンググループ“スケッチブック”
公開しました。↓

http://www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

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投稿者 geode : 02:10