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2008年06月24日

「釜たけうどん」   大阪・なんば   うどん

ここのところ大阪のうどんが熱いんです。
大阪讃岐うどん、というジャンルが存在することになりました。
その先駆者というか、リーダーがたけちゃんこと木田武史さん。
つまりなんばにある「釜たけうどん」の主です。

久し振りに「釜たけうどん」に出かけました。
相変わらずの繁昌振りです。
午後1時を回っているというのに、どんどんお客さんが入ってきます。
行列すらできる始末です。

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ここのうどんを食べると、
みんなが言う「こし」ということが理解できるのです。
どういった状態か。

まずはうどんだけ食べてください。
歯の入り方です。初めはゆっくり入る。
それを押し戻すように反応があります。
もういちど歯を入れると、グッと持ち上げながらスッと歯がはいってゆく。
そして粉の味がぐっと広がりを感じるのです。

オーダーは2種類です。
まずは熱い生しょう油うどん。

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これは粉の味がクリアに分かります。

もう一方は、ちく玉天ぶっかけです。

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半熟玉子がねっとり、ちく天の脂分がうどんとからみます。
これが何ともいえない味わいです。
この組み合わせにはやられっぱなしです。

大阪のうどん文化に一石を投じた存在です。
たけちゃんを慕って色んな人達がやってきます。
そこからまたネットワークが広がり、
どんどん「たけちゃん」門下生が独立することになります。

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釜たけうどん
大阪市中央区難波千日前4-20 せんだビル1F
電話:06-6645-1330

門上武司食研究所サイトに

6/19付、

 ☆『海外通信』Paris通信 Vol.10
  ティエリー・マルクスのエクスポジション

公開しました。↓

http://
www.kadokami.com/

その他、

☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年3月度「第63回 トゥールモンド」

も公開中。↓

http://
www.kadokami.com/

投稿者 geode : 02:22