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2026年05月26日

「いまから なかじん」 京都・烏丸今出川・創作割烹

「いまから なかじん」が現在の場所に移転し6年が経過する。

主人・中村一臣さんは創作意欲に満ちた料理人。
初めて中村さんの料理を食べたのは30年近く前、伏見稲荷駅そばのカウンターだけの小さな蕎麦屋であった。
そこで食べた蕎麦がきのムニエルは今も記憶に残っている。

そこから古川町商店街に移転。
「あまから手帖」の編集に関わった1991年で、初めての蕎麦特集で表紙の撮影をお願いした。
そこから高倉通りに移転、中村さんは蕎麦アレルギーになり、創作料理に変更。
そして「いまからなかじん」では当初洋食をメインとしたメニュー構成。
ところが海老アレルギーが発覚、名物の海老フライがメニューから消え、チキンカツとなった。
久しぶりに夜道でバッタリ出会い、チキンカツのことが気になり、訪れたというわけ。
ランチである。

 

北海道のアスパラガスです、と見せてもらった。

「蒸すことで味わいを凝縮させます」とのこと。
黄身酢と食べる。アスパラガスの味わいが増幅。

 

前菜盛り合わせ

イタリア豆腐 岩塩とオリーブオイルで豆の甘味が生きる。
明太子とクリームチーズのブルスケッタは日本ならではの作品。
皐月マスの南蛮漬け
空豆 皮を剥いて食べる ふくよかな味
地鶏の中華風

 

季節のサラダ

ノンオイルドレッシング 赤紫蘇のオイル
赤紫蘇は自家製梅干しに使ったもの。
いちご、えんどう豆、にんじんなど
野菜の素直な味を引き立てる。

 

中華そばのざるそば

かつての仕事が生きる。
まずは塩のみ。粉の味を感じる。
続いてつゆで食べる。これは蕎麦つゆだ。
途中でラー油を少し加えると中華になる。
画期的なざる蕎麦である。

 

メインのチキンカツ

胸肉が2枚
最初は塩と芥子
驚くほど軽く柔らかく、チキンカツの印象が変わる。
2枚目はウスターソースでご飯に乗せる
このチキン丼が見事で、なんと2枚まではおかわりができるとのこと。
もちろんお願いし、一枚は塩と芥子、もう一枚ウスターソース。
ペロリです。
「皆さん、2枚出すとお腹いっぱいという感じなのですが、ほとんどの方がおかわりです」とにこやかな表情で話されました。
恐るべしチキンカツ!

 

デザートはチョイスでミニあんみつ

軽やかな甘味と寒天、優しい。

 

中深煎りのマンデリン

このレベルのコーヒーを出すところは貴重と感じる味わい。

 

 

次回は夜にがっつり食べたい。

 

 

「いまから なかじん」
京都市上京区烏丸今出川上る岡松町262-3
075-203-0530

 

 

Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
門上武司の旅vol.18:オープン2年余で長足の進歩。見事な衣の天ぷら店、静岡『なかむら』
門上武司の旅vol.19:トッププロの信頼厚き鮮魚店、静岡『サスエ前田魚店』

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
森 義文(part1) – YouTube

兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube

堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
堀木 エリ子(part 1) – YouTube

西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00