« | メイン | »

2021年02月01日

「木山」 京都・堺町竹屋町・日本料理

カウンターは勢いが大事である。
京都の「木山」はそれが体感できる。

カウンターの中では大将の木山さんを中心に元気なスタッフが無駄なく動く。
それを眺めることもご馳走の一つだと感じる。

柚子釜
21020143-copy.jpg

アワビが入る。貝の出汁が生きる。
黒豆が輝く。新春にふさわしい先付である。


椀物
21020145-copy.jpg

白味噌仕立てでハマグリのコク、えび、金時人参。
季節の恵みが満載。

造り
安乗のふぐである。
21020147-copy.jpg

ウニと合わせて食べると相乗効果抜群だ。

カウンターで鰹やマグロ節を削り、昆布出汁と合わせる。
21020149-copy.jpg

今や「木山」を象徴するシーンでもある。

ひきたての出汁を味わう。
21020151-copy.jpg

香りや旨みの在り方を楽しむ。

続く椀物
21020153-copy.jpg

甘鯛に金柑、鬼おろし、セリに大根。
まさに冬の椀物であり、身体がどんどん温かくなってゆく。

からすみ餅。
21020155-copy.jpg

贅沢なからすみのボリュームにうっとりである。

焼き物はフグの白子。
21020156-copy.jpg

中の旨みの塊の液体を吸い込む。
満足感は見事。

揚げ物
バチコ、数の子、くわい、堀川ごぼう。
21020157-copy.jpg

バチコは旨み、数の子は上品な塩分と食感、
くわいはホクホク感、ゴボウは土の香りである。

ご飯に移る前にもう一品
21020159-copy.jpg

伊勢海老で安心感がやってくる。

ご飯シリーズ。
七草粥
21020160-copy.jpg

鯖寿司
21020162-copy.jpg

白ご飯に削りたての鰹とじゃこに黄身。
21020164-copy.jpg
これには唸る。

雲子のフライの玉じめ。
21020165-copy.jpg

和風ラーメン。
21020167-copy.jpg

麺は京都の人気ラーメン店「猪一」のもの。
締めは5種類からチョイスなのだが、結局全て制覇。

この楽しさはカウンターならではのものである。

「木山」
京都市中京区絹屋町136 ヴェルドール御所 1F
075-256-4460

投稿者 geode : 01:15