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2014年10月21日

「Le Relais de Venise」 フランス・パリ・ステーキ

パリ在住のジャーナリストとばったり「ボンマルシェ」で遭遇。

「昨日、パティシエのNさんと食事をしました」とのこと。

Nさんは、一週間ほどパリに滞在。

その夜、Nさんに連絡を取り、ランチを共にすることに。

彼とはもう30年以上の付き合い。

偶然とはいえ、うれしいこと。

ポルトマイヨー駅近くの「Le Relais de Venise」(ル ルレドブニーズ)に。

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土曜日の昼ということもあり20分ほど待ち。


ここに初めてやってきて以来30年ほど、いつ訪れても満席。

待たずに入れたことがないレストラン。

席に座ると、焼き方だけを聞いてくれます。

あとは、ワインの有無のみ。

すぐにパンとサラダが出る。

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このサラダもくるみが乗っているのが、ずっと変わらず。

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パンもこの通り。まったく変わらない。

そしてステーキがやってくる。

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アントルコート。
部位でいうとリブの部分。

これを焼き、カレーというか
マスタード風味のソースがかかる。

そこに大量のポムフリがつく。

まさにフランスの食事。

これを食べると無言で同量のおかわりが供される。

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なんともうれしいのだ。

そして店内はほぼというか、この日は日本人が僕達だけ。

地元の人達御用達なのだ。

テーブルの間隔は狭い。
それぞれのテーブルで盛り上がりをみせる。

まさにそこにはフランス人の日常の食事シーンがある。

そのあとデザートをしっかり食べた。
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「こんな雰囲気を感じるのが大事ですね。
 僕はフランスの菓子を作っているので、
 どこかに尊敬の念を感じています。
 それを見つめるために毎年フランスにやってきます。
 そういう意味でもこの店はすごく素敵な場所です」
と旧知のNさんは語ってくれた。

およそ2時間ぐらいゆっくり話しながら食事をした。

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いい時間であった。

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やはり、このレストランには魅せられてしまう。

「Le Relais de Venise」
271, boulevard Pereire, ?75017 Paris, France
01 45 74 27 97

投稿者 geode : 01:41