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2014年03月17日

「レストラン シャンボール」 大阪・リーガロイヤルホテル・フランス料理

リーガロイヤルホテルのメインダイニング
「レストラン シャンボール」で会食。

男性ばかり14名集合。

この日のテーマは春なので、
「苦味を愉しむ」であった。

バターは3種類用意。
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  • 醗酵バター
  • 海草入バター
  • 有塩バター

スタートは小さなお楽しみ前菜。
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続いて、
冷たい芽キャベツのブルーテ
スペルト小麦・ビールのエキューム。
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一番上にはビールの泡。
苦味を感じながら下に進むと、
芽キャベツの味わいが混じり素敵なバランス。

白魚のガレット 菜の花のスープ。
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菜の花の苦味が見事に効いている。

フォアグラ・なつめやし・ジンジャーブレットのスフレ。
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このフォアグラの使い方とジンジャーブレットとの出会いは、
心に大きく波風が立つぐらいの感動であった。

なめらかポテト
温度玉子 ラプサンスーチョン茶の香り。
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ここでラプサンスーチョンの登場。
タリーフレーバーと呼ばれるぐらいの苦味あり。
この使い方が豊田シェフのすごい発想だと思う。

アワビと聖護院大根のラグー 肝の味わい。
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肝の苦味とアワビの食感。
大根のサイズなど考えぬかれた結果なのだろう。

月の輪熊ロースのグリエ&スモーク 乳酸醗酵した白米のソース。
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熊の脂が透明感ありで、甘みと香りは特筆事項。
ソースの合わせ方には脱帽であった。

日本カモシカのロティとシヴェ・ロワイヤル。
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カモシカを2種類の食べ方。
繊細ながら、印象に残る一皿であった。

カモシカの付け合せ。
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ミルクで溶いたシャウルスのオーレ 黒トリュフ添え。
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コクがあり、ここで一旦食事の終了。

炭焼き珈琲とヘーゼルナッツ。
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ここで再び苦味がフューチャーされる。

グレープフルーツと緑茶 コンテンポラリースタイル。
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緑茶の苦味が生きている。

小菓子とコーヒー。
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なかなかエキサイティングなコース。
苦味というテーマを上手く昇華された、愉しい食事であった。

「レストラン シャンボール」
大阪市北区中之島5-3-68
リーガロイヤルホテル29階
06-6441-0953

投稿者 geode : 01:00