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2010年05月28日

「自家焙煎 じゃ豆(じゃず)」 福島市・鎌田・コーヒー

雑誌の取材で福島県に出かけた。

その土地で「自家焙煎」という文字を頼りに、
珈琲屋を巡るのが
いつのまにか習慣というか流儀になってしまった。

福島県福島市でも出会った一軒。
自家焙煎珈琲「じゃ豆」。
じゃずと読むのです。

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これは
マスターが珈琲好きで
ジャズも大好きに違いないと読みました。

ランチを済まし、
カメラマンのハリー中西さん、アシスタント、
そして仙台の友人で
東北の旅のナビゲーターの4人で訪れました。

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入ってまず目に飛び込んできたのが
大好きなマンデリンの焙煎具合。
もうぎりぎりかと思う深煎りなんです。
これはすごいと唸りました。
オーダーはマンデリン。

しかし、当日マスターはお出かけ中。
そこにおられたマダムは
「マンデリンは、
 マスターじゃないと上手く淹れられないのです。
 先にじゃ豆ブレンドを飲んで頂き、
 マスターが帰れば、一杯プレゼントします」
とのこと。
仕方がありません。じゃ豆ブレンドにしました。

でも
これが香ばしくて香り高く、
かつすっきりと飲み口が素晴らしいのです。
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マダムと深煎りやマンデリンが好きなことなど、
珈琲やマスターのジャズ好きのことなどいろいろ話しました。

結局のところ、
マスターは僕達が帰る時間には帰って来られず
「マンデリンの豆をプレゼントします」と。
またマンデリンのみ70℃のお湯で淹れる。
他の珈琲は80℃らしい。

帰宅してすぐに70℃のお湯で、マンデリンを淹れました。
苦味はしっかりありますが、
その中に甘みを感じるのです。

もっと丁寧に淹れることができれば、
さらなる甘みを引き出すことになったと思います。

こんな時、
ペーパーフィルターからネル・ドリップに
変えようかなと思ったりします。

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自家焙煎 じゃ豆
福島市鎌田字町55-10
024-553-0157

投稿者 geode : 01:31