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2023年12月12日
「京、静華」 京都・岡崎・中国料理
ご主人・宮本静夫さん。
研究者かと思えるほどの料理に対する情熱と掘り下げ方には、いつも頭が下がる思いだ。
毎年 宮本さんとは相談をしながらあるテーマを設定し料理を作ってもらう。
そのテーマに向かう宮本さんの研究は底なしである。
この日は
大根のスープから始まった。
基本は水と大根、皮も含め、僅かな塩が入るだけ。
寒い冬に温かなスープは身体を温める。
しっかりとした味わい。
燕の巣
ここでも僅かな塩味を感じる
食感はプルンである。
キャビア
視覚に訴える力は強い。
冷たい前菜
人参、もやし、湯葉、ほうれん草、パプリカなどの野菜が
一つひとつの世界を作る。
鶏とカシューナッツ炒め
鍋で炒めることで香りがたちのぼる。
酢豚
この色艶と蓮根のシャキッとした歯触り。
春巻き
百合根に秋トリュフ セロリ
絹傘茸のスープ
ほっこりじんわり滋味が広がる。
牛肉香味焼き
ソースは北京風しゃぶしゃぶのタレ
堀川ごぼう 銀杏
野菜色とりどり
16種類の野菜が入る。
生あり、揚げあり、蒸しありなど調理法は様々
羅漢を使った程よい甘さ。
アワビ
弾力のある食感。
ご飯とおかず
麻婆豆腐
かぼちゃの味噌炒め
ささげと唐辛子（これは辛い）
坦々麺
コクのある味わい。
麺の茹で汁を入れるとスープの味わい。
杏仁豆腐
甘い点心3種
フルーツティー
今回のテーマは「精進」
献立を記したが、動物性の食材は一切使わず。
宮本さんの研究の結果がこのような料理となった。
「京、静華」
京都市左京区 岡崎円勝寺町36-3 2F
075-752-8521
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投稿者 geode : 10:00
