2007年04月30日

「レザール・サンテ」   大阪・豊中     フレンチ

豊中の「レストラン・ミチノ・ル・トゥールビヨン」が
「レザール・サンテ」と店名も変更、野菜を中心としたカジュアルフレンチとした新たなスタートを切り一年が過ぎた。
その一周年記念のディナー。

オーナーシェフの道野正さんは、相変わらずパワフルでいつも元気で突っ走る。50歳を過ぎたシェフが元気というのはいい。
マダムがパティシエとして復帰。

アミューズグール
↓コロッケと赤・黄色のパプリカ
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料理は
↓鯛のスモーク グレープフルーツ添え
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野菜の瑞々しさとスモークされた鯛の香りと味わいのバランスがシェフの特徴。最初から飛ばしていますね。新タマネギのピュレが甘さと風味をプラス。

↓カーポロネロのスープ ロックフォール風味
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これもロックフォールの酸味と野菜のコラボレーションが見事に実を結んでいる。

↓鮮魚のポワレと2色のアスパラガス
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イサキに塗られたソースはマヨネーズとタップナード、この酸味がイサキを生かす。ホワイトアスパラはボイル、グリーンはロティと仕事は細やか。

↓仔羊のナヴァランとイワシのスープ
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これはシェフならではの逸品。ここまでナヴァランを解体し、独自のスタイルで提供するのが道野さんの真骨頂。

↓枝豆と珈琲のクープ仕立て
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↑イチゴのミルフィーユとのチョイスだが
両方食べてしまいました。

かれこれ20年近い付き合いになる道野シェフだが、今後のプランも明確に持っておられるのが頼もしい。それも決して守りの姿勢ではなく、どんな時でも攻めの気持ちというのがこちらにも伝わってくる。
うれしいディナーの時間であった。

「レザール・サンテ」
豊中市岡上の町4-1-7パヴィヨン豊中B1階
06-6848-2314

投稿者 geode : 09:05