2007年04月21日

「岩さき」   京都・釜座通御池   和食

今年の2月、京都・釜座通りの御池を上がったところに開店したばかりの割烹。

玄関には、杉玉とすっきりした暖簾が客を迎える。これが清々しくて気持ちがいい。
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店内は、カウンター6席(詰めれば7席可)と奥の個室が5席。これが掘り炬燵式のカウンターになっている。雰囲気よしだ。

お昼の3500円コース。

↓鯛の白子、トリガイ、子持ちワカメを軽い加減酢のゼリー。
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生姜もきいてさわやかな前菜。食べる気分が高まってくる。

↓椀物はタケノコとワカメ。
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この季節の定番だが味わいは結構濃厚。

↓造りはマグロと平目。
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あらかじめ醤油で和えてあり、ネギなどの野菜と一緒に食べると味のふくらみがある。素晴らしき一皿。

↓お凌ぎにもずくうどん。
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稲庭うどんにもずく、酸味のきいただし。ここでまた胃袋がすっとおさまりをみせる。

↓炊き合わせは、タケノコ、鯛の子、引き上げ湯葉。
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優しい味わいで、ご飯が欲しくなる。

↓白ご飯と香のもの。
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ご飯は土釜を使い、目の前で炊きあげたもの。
面白いのは途中でさっとかき回すことにより、焦げの味が米に移らないようにするのだと。このご飯が滅法旨い。

↓水物はイチゴ、ピンクグレープフルーツなど。
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5000円になると鍋物が加わるとか。どのような鍋がでるか興味深い。

ご主人の岩崎義則さんは、「和久傳」で料理の世界に入り、そこから「祇園 丸山」「柊家」へ。ここでは料理長をつとめ、独立という。奥様も非常に明るい方でカウンターが華やいだ雰囲気というのもうれしい。

岩さき
京都市中京区釜座通御池上ル723
075-212-7800

投稿者 geode : 04:59