« | メイン | »

2015年07月06日

「御影ジュエンヌ」 神戸・御影・フランス料理

15070609.jpg

いつも満席が続くレストランである。

父・母・息子が二人に数名のスタッフが加わる。
15070626.jpg

カウンター内の小さな厨房に多くの料理人が見事に無駄なく動き続ける。

その姿を見ているだけで、熱いものがこみ上げてくる。



三重の岩ガキと秋田のじゅん菜、海ぶどうを添えたガスパッチョ。
15070617.jpg

色彩にやられ、香りに驚き、岩ガキのコクに感動だ。

軽く炙った明石のキスとフレッシュキャビア。
15070620.jpg

キスは昆布締め。

旨みがどんどん強くなる。

視覚に訴える力も強い。

針烏賊とモッツァレラチーズを詰めたズッキーニの花のフリット。
15070624.jpg

真っ黒なソースはイカスミでこれが旨みたっぷり、いい仕事をしている。

ゴールドラッシュ(とうもろこし)のパンナコッタ。
15070629.jpg

甘味の勝利だが、品格を忘れないのが見事。

静岡産赤座海老の炭火焼きと小つぶのビーツのロースト。
15070633.jpg

海老の火入れが素晴らしい。

バターもたっぷり。
15070636.jpg

蝦夷あわびとオーストラリア産黒トリュフのリゾット。
15070637.jpg

贅沢三昧だが、バランスは素敵だ。

6月の畑。
15070640.jpg

ここのスペシャリテ。

多数の食材を組み合わせることの大切さを知る。

フォアグラと宮崎マンゴーのロースト カラマンシーヴィネガー。
15070644.jpg

フォアグラとマンゴーの出会いは間違いなし。

明石の鯛の炭火焼き アーティチョークのピュレ。
15070646.jpg

この季節の鯛なのに、おどろくほどの旨み。

火入れのタイミングもジャスト。

メインディッシュは4種からチョイスだが
岩手産白金豚のローストをチョイス。
15070650.jpg

これが大当たり。

しっとりした歯ごたえから味わいの深さまで、
豚肉の驚異的な力を覚えた逸品であった。

チーズが数種。
15070651.jpg

デザートはレンズ豆のみつ豆 
岩手自然放牧牛のミルクのアイスクリーム。
15070653.jpg

アイスクリームのおだやかなコクが忘れられない。

バニラのプリンにコーヒーゼリー、トンカ豆の泡。
15070655.jpg

さくらんぼたっぷりのデザート。
15070657.jpg

エスプレッソで締めくくる。
15070659.jpg

なんともめくるめく時間の流れ。

安定した「御影ジュエンヌ」を堪能したのであった。

「御影ジュエンヌ」
神戸市東灘区御影3-1-4 Mパレ御影 1F
078-854-4393

投稿者 geode : 01:49