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2008年05月28日

「遊形 サロン・ド・テ」   京都・姉小路   サロン

京都の名旅館「俵屋」のプロデュースとなるサロン・ド・テです。
古い町家を改造し、見事なまでの意匠、当主の感性と感覚の良さが、
滲み出ている設えです。
開店は、昨年の末でした。
行かなくては思いつつも機会を持つことができなかったのです。
ようやく京都偏愛ライター&編集者の関谷江里さんと、
久し振りに会うことになり、足を運ぶことになりました。

奥に進むと中庭を望むカウンターやゆったりくつろげる椅子席など、
自由自在の店内です。優雅な空間です

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ショコラムースです。

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濃厚な味わいの中にショコラの香りがきちんと生きています。

ここに深煎りの珈琲を注文しました。

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深煎りといっても苦味が立つわけでなく、
非常にピュアな飲み口で、すいすいと喉を通ってゆくのです。
この珈琲の淹れ方、つまり濃度、温度などが絶妙です。

続いていまの季節限定のブランマンジェにイチゴです。
これには驚きと感動。まず食感というか柔らかさがギリギリです。
とろけるのではなく、舌を包み込むような味わい。
そこにイチゴの優しい甘味が加わると、もう夢見心地というものです。
一口すくう度に、ため息がもれそうなおいしさ。

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姉小路通に面した店ですが、
この中だけは時間がゆっくり流れているという造りです。

「遊形 サロン・ド・テ」 
京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル北側
075-212-8883

門上武司食研究所サイトに

5/21付、

 ☆『海外通信』Paris通信 Vol.9
  Agape´(アガペ)での響宴

5/20付、

☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

公開しました。↓

http://
www.kadokami.com/

その他、

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年3月度「第63回 トゥールモンド」

も公開中。↓

http://
www.kadokami.com/

投稿者 geode : 01:40