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2026年05月13日
「グリルフレンチ」 京都・小川通御池上る・洋食
日本で生まれた洋食を味わう王道ともいえる一軒「グリルフレンチ」
取材一切拒否。既存のメディアとの付き合いはない。
マスコミに関係する人がいくらお願いしても決して首を縦に振らないのがご主人のポリシー。
いまやそれをメディア側も頑なに守る。
ご主人は料理人人生60年、独立して55年が経過。
現在の場所は、建て替えで一年ほど休業。
かつてご主人のお兄さんが堀川通り沿いで営業されていた場所で仮営業とのこと。ちょっと安心である。
遠来の友人と17時から食事を始める。
長いカウンターに我々二人のみ。
ご主人と言葉を交わしながらメニューを決めてゆく。
まずは季節を感じる空豆のコンソメゼリー
クリアにしてコクのあるコンソメゼリーに空豆の青みが加わることで一気に春の香が弾ける。
続いてタケノコのソテー
朝掘りのタケノコは歯を入れると柔らかな甘味が口中に満ちてくる。
京都の春を告げる逸品ともいえる。
春野菜とホタルイカのサラダ
ホタルイカの味噌の濃密な味わい。
野菜の瑞々しさと甘味、ドレッシングの酸味が全体をキレイにまとめてくれる。
この季節よく口にするメニューだが、組み合わせ、ドレッシングの酸味の使い方が特徴となる。
野菜のサポートが見事。
カニクリームコロッケ
この店を訪れるたびに必ず注文する。
口溶けのふんわり加減、中から溢れるクリーム感、そこに潜むカニのエキスと微かな歯触り、どれが欠けてもこのコロッケは成立しないと感じる。
ちょっぴり甘さのあるソースは必殺の口説き上手な感じ。
ここで締めを迷ったところ
カレーとハヤシライスのハーフ&ハーフも、と助言をもらったので躊躇うことなくお願いした。
考えれば贅沢な一皿である。
これぞ日本の洋食の真骨頂。白いご飯に寄り添うカレーが秀逸、
白いご飯に溶け込むハヤシのソース。これは堪らない。
ここでサーモンマリネを思い出し注文。
友人は「最初から考えていませんでした」と言葉を漏らしたが
一口食べた瞬間に「これはなんですか。思っていたのとは違います」と驚愕の表情でペロリと平らげた。


洋食好きの友人だが、この普通にして舌を踊らせる洋食メニューには感銘を覚えたようだ。
京都は花街に愛されることによって洋食の文化が開花した街でもある。
それを色濃く感じる名店である。
「グリルフレンチ」
京都市中京区小川通御池上ル下古城町377
075-213-5350
Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
★門上武司の旅vol.18:オープン2年余で長足の進歩。見事な衣の天ぷら店、静岡『なかむら』
★門上武司の旅vol.19:トッププロの信頼厚き鮮魚店、静岡『サスエ前田魚店』
YouTubeチャンネル「Round Table」=====
森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
森 義文(part1) – YouTube
兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
兼井俊生(part1) – YouTube
堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
堀木 エリ子(part 1) – YouTube
西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00

