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2026年05月12日
「華祥」 京都・元田中・中国料理
「華祥」は僕にとって「町中華」の偉大さを教えてくれた一軒。
以前は百万遍交差点の北西にカウンターだけであったが、
そこから田中里ノ内町に移転、1階はカウンター、2階はテーブル席となった。

店主の田口茂雄さんは、現代の名工や黄綬褒章などを受賞される中華料理界の牽引者であり、尊敬されるレジェンドであった。
惜しくも令和3年、鬼籍に入られ、以降は息子さんの田口貴典さんと茂雄さんの奥様・弥生さんが立派に店を守り、しっかり継承されている。
本当に久しぶりの訪問。ランチである。
あんかけ焼きそば 単品で注文した。

この焼きそばは、そばを焼くことでカリッとした部分を作る。
そこに野菜たっぷりのあんがかかる。
厨房内を見ていると、なんと弥生さんが鍋を振っておられ、その隣で息子さんの貴典さんも同じように鍋を振っている。
その光景を見ながら、かつて茂雄さんと貴典さんという父親と息子が同じように鍋を振っている姿を思い出し、少し胸が熱くなった。
しかし、茂雄さんの鍋を振るスピードは早かったな、とも思った。
あんの甘さに野菜の味わいが絡んでいる。
少し麺が焼け、焦げた感じでそこに歯が当たる感覚もうれしい。
アクセントになっている。
「私は、麺を焼いているだけですから」と弥生さんは話すが、その姿は見事なものであった。
同行者の白胡麻たれ冷麺
麺は翡翠麺、白胡麻の香ばしさと甘味が味わいを高めていた。
懐かしさはあるのだが、それだけでない、時代を経て受け継がれている仕事を見る、味わうことの崇高さも感じていたのであった。
素敵な一軒である。
「華祥」
京都市左京区田中里ノ内町41-1
075-723-5185
Web連載「amakara.jp」=====
門上武司のグルメ旅「皿までひとっとび」
★門上武司の旅vol.18:オープン2年余で長足の進歩。見事な衣の天ぷら店、静岡『なかむら』
★門上武司の旅vol.19:トッププロの信頼厚き鮮魚店、静岡『サスエ前田魚店』
YouTubeチャンネル「Round Table」=====
森 義文(カハラ・オーナーシェフ)
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兼井俊生(手打ち蕎麦 かね井・店主)
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堀木 エリ子(和紙作家、堀木エリ子&アソシエイツ代表)
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西田 稔(Bar K6 / cave de K / Bar kellerオーナー)
西田 稔(part 1) – YouTube
======協力:株式会社マイコンシェルジュ
投稿者 geode : 10:00

