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2017年05月25日

「洋食おがた」 京都・柳馬場押小路・洋食

2週間ほど前に「洋食おがた」のことを書いた。
ビフカツやビーフシチューのことに触れたが、鯵のフライを絶賛した。
この鯵フライがドラマを生み出した。

そもそも「洋食おがた」の緒方シェフが「鯵フライ」を作ろうとしたのは、静岡の「天ぷら成生」の鯵の天ぷらの半生状態の火入れを見たからだ。
よって、前回訪れたときに「カドカミさん、鯵フライを食べてください」というセリフが飛び出した。
感動があり、その画像をアップした。
すると、なんと「天ぷら成生」に鯵を始め種々の魚を卸している焼津の「サスエ前田魚店」の前田尚毅さんから「うちの鯵を送るので、それでフライ作ってみて!」とのメッセージが入ったのである。

というわけで焼津から届いた鯵のフライを食べることになった。
まず、2尾の鯵。淡路と駿河湾である。
上が淡路、下の二枚が駿河湾だ。
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明らかに表情が違う。

まず淡路の鯵フライを食べる。
それなりのうまさはある。十分満足の範疇だ。

次の駿河湾の鯵フライを食べる。
同席した元フランス料理のシェフとそば職人は声を揃えて「全然違う、脂ののりも香りも味の深みもちがう。淡路だけとか、駿河湾だけで食べていたのではわからない。食べ比べをして初めてわかる」「やはり前田さんの鯵は凄い」となった。これほど差異が歴然となるとは驚愕であった。
これから「洋食おがた」のメニューに魚が増えそうな予感がした。

この日のメニューは
群馬産しいたけの白和え。
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ポテトサラダ。
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どちらもしっかり胃袋を刺激してくれる味付けであった。

それから鯵フライを食べ、感動を覚えた。
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続いて尾崎牛ランプのビーフカツにはたまげた。
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牛肉が持っているうま味や香り、味の凝縮感が一気に開花した感じである。
牛肉の底力を見せられた気分である。

締めにカレーライスの小を食べ、満足感に浸っていたのだ。
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「洋食おがた」
京都市中京区柳馬場押小路上ル等持寺町32-1
075-223-2230

投稿者 geode : 01:17