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2016年08月31日

「リストランテ ドュエ」 神戸・中山手・イタリア料理

気になっていたイタリア料理店「リストランテ ドュエ」。
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ようやく出かけることができた。

週末の夜。

カウンター・テーブル共に満席状態。

活気のある店内で、最初からテンションがあがる。

大きな蓮の葉が届く。

そこにはモモとヨーグルトの泡 コンソメジュレ。
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それを下の器に移すと、料理の完成である。
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器にはじゃがいもの冷製ポタージュ。

パリソワールの変形だ。

いきなり興味深い一品から始まる。

ガラスの器だが、下に敷かれた模様が映り、これまた素敵な景色となる。

二品目は

毛蟹に根セロリ、フレンチキャビア、シトロンキャビア。
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毛蟹の生かし方が見事だ。

パンは

オリーブ トウモロコシ それぞれを練り込んだ二種。
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三皿目は

GV鮑 金賞玉露 アオサノリ。
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ガストロバックで調理された鮑の食感は、柔らかな弾力。

アオサノリのチュイルはその香りが満載。

玉露のソースも香り際立つ。

四皿目は

アズキハタ 鰹 剣先烏賊 バジルシード。
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ホースラディッシュやカラスミなど、それぞれの魚にインパクトを与え、

味わいの輪郭をしっかりさせる。

五皿目は

マナガツオ 茄子 オリーブ。
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マナガツオには茄子のピュレ オリーブとアンチョビのパウダー。

いまを感じる一品。

六皿目は

ウナギ ミント フルーツトマト。

パスタでタリアテッレで提供される。
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ウナギとミントは相性よし。

七皿目は

GV鹿児島和牛 夏野菜 ポルチーニ。
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ガストロバックでポルチーニのエキスを含んだ鹿児島和牛。

歯を入れたときの味わいには驚く。

八皿目は

海の幸 トウモロコシ トリュフ 夢前無農薬米。
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トリュフの鮮烈な香りとトウモロコシの甘味が生きる御飯。

贅沢な締めだ。

デザートは

マンゴー タピオカ バジル 金木犀。
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金木犀のゼリーが印象的。

エスプレッソで締める。
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ガストロバックを使いこなすスタイル。

現在の料理の流れの一つの方向性を感じる。

ガストロバックと昆布、そして日本の食材。

しかし、世界観はきちっとイタリアンを感じさせる技とセンスは素晴らしい。

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「リストランテ ドュエ」
神戸市中央区中山手通1-25-6 ラ・ドルレイ神戸三宮ビル6階
078-221-2266

投稿者 geode : 01:45