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2011年11月09日

「こたろう 一丁焼きの鯛焼き屋」 奈良・小太郎町・鯛焼き屋

京都の三条通り麩屋町下がるにあるバー「OIL」に行きました。

ここは大きなスピーカーがあり、
音響効果もかなり優れたバーでもあります。

東京からの知人と一緒です。

でも、そのBARで見た光景には驚きました。
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店の片隅で、なんと鯛焼きを焼いているではありませんか。
BARとは思えぬ、なんとも、いい香りです。

簡易のガス台で一つひとつ丁寧に焼いています。
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「これは天然と言うんですよね」と尋ねると
「よく一つひとつ焼くのを天然、何枚もいっぺんに焼くのが養殖といわれますが、
 それは本物と偽物ですね」とおじさんが応えてくれたのです。

「うちは白いんげんを使った白あんをいれてます」と。
手際が良く、聞けば聞くほど理屈にあった焼き方でした。
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カチャンと音がします。途中で蒸気を抜くときは、シュッと空気が抜けます。
ということは、ちゃんと圧がかかっているとうことでもあります。

焼きあがりを食べました。
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餡が非常に上品で、さっぱりしています。
でも皮は香ばしくてクセになりそうです。

店は奈良にあるのですが、
週末はこの「OIL」に出張しているようです。

「こたろう 一丁焼きの鯛焼き屋」
奈良市小太郎町6
090-3238-0297

「Cafe/Bar OIL」
京都市中京区白壁町442 FSSビル 6F
075-241-1355

最新刊のお知らせです。
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門上が「あまから手帖」で連載中の「僕を呼ぶ店」が
「門上武司の僕を呼ぶ料理店」という単行本となりました。

投稿者 geode : 00:55