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2008年09月09日

「麺哲」 大阪・豊中・ラーメン店

ここ数年来気になっているラーメン屋が何軒かあります。
その中の一軒が阪急豊中駅近くの「麺哲」です。
日曜日の午後2時頃でしたが、店頭には行列ができていました。
店頭にかかった暖簾は、堺の塩ラーメンの雄・「龍旗信」よりと書いてあります。

ここのオーナーは自家製麺で名高い庄司さん。
彼のラーメンにかける思いの深さは、
何度か話をして、その熱さにいつも驚くばかりなのです。

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注文は肉醤油麺、つまりチャーシュー麺を頼みました。
調理課程をみていると、麺を釜に入れて茹で時間はだいたい2分強です。
しっかり水分を切ってラーメン鉢に盛り付けられます。

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まずスープを飲む。キレのいい澄んだ味わい。
続いて麺です。これは存在感が充分にあります。
歯応えはしっかりあり、粉の旨みも充分伝わってきます。
ゴスペルソングを聴いた時のようなダイナミックな印象を受けたのです。
自家製麺を謳う庄司さんの作品。

つづいてチャーシュー。これもたっぷり入っています。
チャーシューというと、一般的には煮豚ですが、ここのはすこし趣がちがいます。
加えて種類の違うチャーシューが入っているのです。
厚さも味付けも変わります。その違いを愉しみながら食べるのも一興だと感じたのです。

やはり麺の存在が大きい。それを引き立たせるスープ。
控えめと一瞬感じるスープですが、じつは熟考の結果だと思います。

次回は、つけ麺を供する支店に足を運びたいと思っています。

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麺哲
豊中市岡上の町2-2-6
06-6841-1252

門上武司食研究所サイトに

9/05 付、
 ☆『海外通信』Torino 通信 Vol.12
  全イタリアを覆うローコストブーム
公開しました。↓

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www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

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投稿者 geode : 01:27