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2019年07月29日

「旬菜中華 喜鳥」 京都・桂・中国料理

この店のシェフと出会いは祇園であった。
同じ店名の中華料理店。

その時に食べた4種のビネガーを使った黒酢豚にすっかりやられた。
その酢豚がずっと記憶に残っている。

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祇園から桂近くの千代原口に移転したが、この6月桂駅東口側に再び移転したのであった。


この日もその酢豚を食べるためにやってきた。

4種類のビネガーが醸す柔らかな酸味と豚肉の脂分が妙なる混じり合いなのだ。
生麩が入ることも特徴で、ぐにゃっとした食感も記憶に残ってゆく。

中華料理の世界がどんどん進化してゆく。
祇園から桂へ。
中華料理の醍醐味を知ってもらいたいという気持ちが如実に伝わってくる料理である。

ランチは
フカヒレと冬瓜の冷製コーンスープから始まった。
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プチ贅沢な気分を味わう。
コーンスープのさらりとした飲み口。喉ごしの良さとでも言いたい。

小さな春巻きとザーサイがつく。
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海鮮のフリット香味ソースを添えて。
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海鮮はキスであった。
食感が面白い。衣も柔らかならキスも同様の歯触り。
驚きの一品。

4種のビネガーを使った黒酢豚。
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長い間会っていなかった友人に再会した気分。
満ち足りた思いがする。

小籠包。
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安心の一品。

牛しゃぶのサラダ仕立て。
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ピリ辛ソースがいい仕事をする。
牛の甘さが引き立つ。

ウーロン茶のアイスクリームで締める。
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これはお値打ちのコースである。
次回は夜に訪れたい。

「旬菜中華 喜鳥」
京都市西京区川島北裏町74-1 メイゾン桂東1F
075-382-5700

投稿者 geode : 01:28