2017年12月21日

「八楽」 京都・下河原・中国料理

昨日の「齋華」も京都の中華料理店だが、今日の「八楽」はまったく趣の異なる中華である。
まさに京風中華なのだ。
京風中華とはニンニクやスパイスを極力控え、スープにも昆布出汁を使うかなりあっさり味の中華料理のこと。
この「八楽」もその一軒で、店主は祇園の「盛京亭」で長く修業をした料理人である。
よって祇園街の人々がどのような中華料理を好むのかを熟知している。

この日はカウンター10席にずらりと並んでの食事。
コース仕立てである。
前菜の盛合せ。
細切り野菜、蒸し鶏、チャーシュー。
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この細切り野菜が好物だ。野菜から生まれる滋味をたっぷり感じる。

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投稿者 geode : 01:12