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2012年05月02日

「レフェルヴェソンス」 東京・西麻布・フランス料理

約1年ぶりの「レフェルヴェソンス」です。

最初に訪れたのが昨年の3月11日。
ここでランチを食し感動し、そのあと渋谷のカフェで震災に遭いました。

この日のアミューズブッシュは
ホタルイカに立川の独活。
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グラスの下にはホタルイカのフラン、ジュレなどが入り、レモンオイルの泡です。
少量ながらインパクトのある味。
ソルベもきいています。

バターにも「泡」が象徴的に表現されてます。
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店名の「レフェルヴェソンス」はフランス語で泡という意味らしいです。

甲イカと百日舞茸のポワレ、
ピュレとクリュのカリフラワー、
ブリーをレフェルヴェソンスに。
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これは海辺をイメージした一皿です。

カリフラワーは細かくして食感を。
チーズの味と香りを泡に閉じ込めて。
舞茸の存在感ありです。

丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミルジョン、
ハモンイベリコ&ブリオッシュ。
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ここの定番というか名物です。
塩は結構しっかりきいています。

蕪は4時間の火入れです。
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甘みが凝縮されている、楽しみの一皿。

ここでメインに使うナイフを選びます。
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メインはアップルパイの様に#3〜 
  熊野地鶏のコック・オ・ヴァン、手長海老、
  フォアグラ、フルムダンベール、
  ほうれん草のソース、時季のサラダ。
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ナイフを入れ一口食べるとホントにアップルパイの印象です。
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そこからどんどん変化してゆくのが楽しい。

パイ生地の焼き色、中身の温度など
ワクワクしながら食べ進んでゆきます。
コック・オ・ヴァンはかなりの変化球ですね。

果実の待ち合わせ〜 
  アヴォカドのムースと「せとか」のジュレ、
  ショコラノワール、ピモンデスブレッド。
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視覚的にも美しく、
球になったアヴォカドの食感も面白い。

エスプレッソ。
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おしゃべりのひととき。
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これも楽しい小菓子が並びました。

最後まで「レフェルヴェソンス」という意味を意識したメニューの組み立てでした。

「レフェルヴェソンス」
東京都港区西麻布2-26-4
03-5766-9500

投稿者 geode : 01:33