« | メイン | »

2010年04月13日

「魚津屋」 京都・御前四条・日本料理

冬の蟹、夏の鱧。
「魚津屋」では欠かせない料理です。

しかし、春の一瞬、海鱒と花山椒の鍋が加わります。
ホント4月のわずかな期間だけ
この献立を食することができるのです。

まずはとんとんと四品。
上から時計回りで、

10041305.jpg
赤こんにゃく。
くらげ。
あさり。
人参に人参葉。
美味しいです。

次は

10041307.jpg
アスパラガスのスープです。

そして

10041309.jpg
ホワイトアスパラガスをグリーンアスパラガスで食べるのです。
サラダ仕立てです。

サヨリ、イワシ、クチコ、クリームチーズの味噌漬け。

10041310.jpg
これらの組み合わせも独特です。
不思議なのですが、忘れがたい味わい。

トマトに鯛の白子、

10041312.jpg
酸味と旨みのコラボレーション。

海の鮎。結構大きなサイズです。

10041316.jpg

食べるのはあっという間ですが、
味わいはどんどん深くなってゆきます。

これもここのスペッシャリテ。
ウニに昆布。蒸アワビ。鯛。

10041318.jpg
ツボをついた献立ですね。

ここから鍋の始まりです。
まずは、筍に花山椒。

10041320.jpg
山椒は香り高く、辛みはありません。

そして海鱒に花山椒。

10041323.jpg
これがいいですね。傑作。

最後はじゃこ御飯。

10041329.jpg
ここに出しを含んだ花山椒を加えます。

フルーツは

10041331.jpg
宮崎のマンゴー。

ご主人のオリジナリティが光る献立の連続でした。
次回は、夏の鱧しゃぶです。

部屋の片隅には、こんな立派な桜が飾られていました。

10041332.jpg

魚津屋
京都市中京区壬生東檜町8
075-312-2538

投稿者 geode : 01:54