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2009年05月07日

「クッチーナ イル ヴィアーレ」 京都・堀川御池西入・イタリア料理

「ビタミンQ」という新人バンド。
とはいってもメンバーは加藤和彦さん、小原礼さん、
屋敷豪太さん、土屋昌巳さんと年齢は高い。
その二度目のライブが京都会館であった。

その後の夕食。
岐阜や岡山からの友人達と、
京都堀川御池西入の
イタリア料理「クッチーナ イル ヴィアーレ」です。

前菜は季節の野菜をたっぷり使った一皿。
これはオーナーシェフ・渡辺武将さんのスペシャリテ。
水牛のモッツアレラ、生ハムにルーコラ、タラの芽など各種。
それらが渾然一如となってダイナミックな皿を作り上げる。
身体の中に元気が入り込んで来るようです。

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パスタは2種類。
まずは手打ちのビーゴリーに、タケノコ、生ウニ、クレソン、
そしてボッタルガ(カラスミ)がかかる。

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ややぼそぼそとした食感に旨みがからみつくのです。

次が驚きのパスタ。
ニョッキなんですが、なんとニョッキより
ホワイトアスパラガスのほうが多いんです。

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やられましたね。ボルドーのアスパラガスは繊維質も強く、
日本のそれに比べると苦味も強いのです。
そこにイタリア・ピエモンテの小さな街・ブラの名前を冠した
「ブラ」というチーズがプラス。苦味との相性がいいですね。

メインは仔牛のヒレにしました。

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そこにゴルゴンゾーラチーズのソース。
チーズのコクで仔牛も旨くなっています。

デザートはリコッタチーズのムースや
レモンのソルベなど。

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この広島のレモン、香りも味わいも素晴らしいのでした。

ミラノで購入された
新しいデザインのカップで供されるエスプレッソ。

野菜とチーズの使い方が巧みで
安定感のあるディナーとなりました。

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クチーナ イル ヴィアーレ
京都市中京区御池通堀川西入ル大文字町233−1
075−812−2366

門上武司食研究所サイトに

2/05 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.15
   日本人のケータリンググループ“スケッチブック”
公開しました。↓

http://www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

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投稿者 geode : 03:36