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2008年11月26日

「カランドリエ」 大阪・本町・フランス料理

フランス料理のシェフ二人とソムリエ一人の4人で、
大阪・本町のフランス料理店「カランドリエ」に。

連休明けの火曜日というのに、満席です。
それぞれのテーブルごとに盛り上がり、
レストランとしての雰囲気は素晴らしいものでした。

ともに訪れた一人のシェフは
「もう十数年前のことですが、僕がトロワグロで働いていた時に、
 門口シェフが尋ねて来て下さり、一緒に飲んだのです。
 それ以来です」と。

アミューズは開店以来の定番、フォアグラのコロッケです。
もう一人のシェフと「なんだか大きくなったような感じがしますね」と。
一瞬にして口の中で溶けてゆく感じはいいですね。

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コースは4皿です。

宮城の畠山さんが養殖したカキのショーフロア 
   宮楠さんが作った茴香スープ和え。

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畠山さんのカキが濃厚で旨いんです。
トマトを散らし、茴香の味をきかせる。
すっと胃袋に収まってゆくのです。

沼津の天然手長海老とキノコのフリカッセゴマ風味。

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手長海老とゴマは見事な相性。
香ばしさと海老の甘味。キノコがそこに深みを与えるのです。

玄界灘で取れた鮃のポワレ 初冬野菜添え。

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鮃はあくまでぷっくり、
下に敷かれたブロッコリーなど野菜の力も充分発揮のひと皿。

茨城産青首鴨のロティ その肝のソース。

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盛り付けて頂くと、メインを飾るにふさわしい料理でした。

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熟成した鴨の味わい、肝ソースの濃度も素晴らしい。
ボリュームもたっぷり。この料理に向けてのコースの組み立てという感じです。

完熟フロマージュ各種。

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三種、濃いのを選びました。

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アバンデセールは仁木町の安芸さんが作った洋梨のコンポート。

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デザートはシャリオ。

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ともに訪れた一人のシェフが
「みんな少しずつください。大丈夫ですよね?」と。・・・思わず頷きました。

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8種類です。これは結構きました。

といいながらプティフールも平らげてしまいました。

食後のドリンクを飲みながら
「今年のクリスマスは23日がピークですね」など、
クリスマスの話題になってゆきました。もう今年もあと一ヶ月です。

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カランドリエ
大阪市中央区本町3−2−15小原3ビル 1F
06−6252−5010

門上武司食研究所サイトに

10/10 付、
 ☆『海外通信』Paris 通信 Vol.13
      コルシカ
公開しました。↓

http://
www.kadokami.com/

その他、
 ☆「名店の賄い」
   第四回 「ショコラティエ なかたに」

 ☆『マスターソムリエ岡昌治の「心に残る今月の一本」
  Vol.7「Ch. Lagrange ’01 (シャトー・ラグランジュ)」

 ☆「京都・名酒館 主人 瀧本洋一の『旨酒』」
  Vol.4「野飲の醍醐味」

 ☆今月の「学会」レポート
  2008年4月度「第64回 パトゥ」

も公開中。↓

http://
www.kadokami.com/

投稿者 geode : 02:31