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2023年10月31日

「欧風料理 もん」 神戸・三ノ宮・洋食

神戸で「神戸の洋食」に関するフォーラムに参加。

 神戸の洋食に詳しい曾束さんというライター
 神戸の洋食店「グリル一平」の3代目山本さん
 神戸の地ソースに詳しい武庫川女子大の三宅教授

このようなメンバーで神戸の洋食文化について話した。

神戸の洋食はオリエンタルホテル系、船舶からの系統、第三の系譜があるという。
列車の食堂車の話題になると、かつては神戸から「ミカド」というレストランがその役割を果たし、その末裔が新神戸駅で同名のレストランを営んでおられるなどさまざまな話題で展開した。

こんな話をしていると、フォーラム後に無性に洋食が食べたくなる。
三ノ宮にある「欧風料理 もん」に向かった。


 

メニューを眺めながら料理を考える。

 名物とんかつ
 ビーフカツレツ
 ビーフシチュー
 マカロニグラタン
 コキールなど懐かしい料理がある。
迷った結果、もん風コロッケとした。
あまりコロッケを選ぶことはないのだが、なぜかコロッケに惹かれた。

 

視覚的なインパクトがある。

ドンと2個のコロッケが皿の中で主張する。
付け合わせのスパゲッティ、インゲン豆、ポテトフライ
郷愁を掻き立てる光景である。

コロッケはパン粉の粒だちもいい。
サクッと見事な揚げ具合。
ナイフを入れた時の柔らかな食感。
口に含むと肉とクリームの見事な一体感から流れるような口溶け。
濃密な味わいが口中で余韻を残す。
ドミグラスソースと絡めると、味に膨らみが生まれる。
白ごはんが欲しくなる。

 

 

安定と安心感をしっかり感じるのであった。

 

 

「欧風料理 もん」
神戸市中央区北長狭通2-12-12
078-331-0372

 

 

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投稿者 geode : 10:00