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2023年08月30日

「老松 喜多川」 大阪・西天満・日本料理

この春移転を済ませ、新たなスタイルでの展開「老松 喜多川」

一階は、カウンター個室とフルオープンのカウンター。
二階にも個室があり、今後はギャラリー的要素も加わる予定。

今回は一階のフルオープンのカウンター。
喜多川さんはじめ全てのスタッフの動きが見える。

まずカウンターに置かれた巨大な赤山鳥茸に圧倒される。

それを使った料理からスタート。
この赤山鳥をペーストにした玉じめ。
まるでポルチーニのような香りと味わい。
うっとりである。

 

続くは茶豆豆腐に毛蟹
金時草に出汁のジュレ

喜多川さんらしい仕事である。
季節を感じさせながら独自の組み合わせ。

 

椀もの
天然鰻と万願寺唐辛子のしんじょ

鰻のカリッとした歯触りと身のしっとり具合。
万願寺唐辛子のしんじょは、素材感満載
しんじょの仕立てが迫力あり。

 

造りは
八幡浜の白甘鯛 昆布じめ
天草の赤うに

白甘鯛の凝縮した味わい。

 

本マグロの漬け

香りが秀逸。
すべりひゆは柚子胡椒で味付け
このあしらいとの相性はさすが。

 

八寸的な料理
鮎の飯蒸し
トウモロコシの寄せ揚げ
鮑の肝ソース 黄韮
ずいきと焼き椎茸の胡麻酢あえ

 

鮎の骨煎餅

カリッと香ばしさが踊る。

 

焚き合わせは絹皮茄子とたたきオクラ

出汁の味をしっかり含んだ茄子のうまさ。

 

鱧にゅうめん

鱧は落としで、モロヘイヤのソース。
モロヘイヤの粘度もいい感じだ。

 

のどぐろご飯

のどぐろの脂のノリは見事。

 

デザートは
抹茶の羊羹
バニラアイス
長野パープル

 

 

食いしん坊を唸らせる献立。
オープンキッチンの醍醐味を満喫した。

 

 

「老松 喜多川」
大阪市北区西天満4-12-27
06-6361-6411

 

 

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投稿者 geode : 10:21