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2022年05月20日

「Droit ドロワ」 京都・寺町荒神口・フランス料理

フランス料理が恋しい、と思うようになってきた。
5月は7軒のフランス料理店に足を運ぶ。
期待のフランス料理店「ドロワ」
今年になりソムリエの松岡さんが入り、4月からは若手スタッフも加わり
充実の一軒である。

 

男性5名の食事。
お決まりのグジェールから始まる。

この日はカルダモンのグジェール。
香りに魅惑される。

 

生姜のヴルーテ

これも香りと舌触りというか、口の中で流れる感覚がすこぶる良いのである。
滑らかであり、とろみもあり、余韻も長い。
うっとりとした感じが心地よさを誘う。

 

太陽のフォアグラ

太陽をイメージした一皿。
フォアグラが持つ特徴。
ねっとり感、甘味、うま味、危なさなどを愉悦感覚で楽しめる。

 

アスパラガスのソテ ソース・ブールブラン

なんとアスパラガスがずらりと並ぶ。
ソースブールブランとのマッチングも素晴らしく。
瑞々しさと甘さも含め、アスパラガス堪能の一皿。

 

リードヴォーとオマール海老のポワレ ソースマデール

この組み合わせはフランス料理らしい
美味なリードヴォーを久しぶりに食べたという思い。
オマールの繊細な味わいの活かし方も麗しかった。
ソースの存在の大きさも気づく。

 

スズキのムニエル ソース・オ・サフラン

ビジュアル的にも美しく、口の中で放たれる料理の力
シェフの食材とソースの相関関係などが極めて楽しい。

 

クロワゼ鴨エペスール ソース・オ・ゼストラゴン

この姿の美しいこと。
火入れも見事。
鴨のコクやうま味をキレイに引き出した。

 

心臓など これもまた楽し!

 

フロマージュ

吉田牧場のチーズ
コクに魅せられる。

 

クレームキャラメル

森永プリン

 

 

フランス料理の醍醐味やソースの存在などを堪能した夜であった。
店名の「ドロワ」は直線という意味。
盛り付けはそれに倣ったもの。

 

 

「Droit ドロワ」
京都市上京区東桜町49-1
075-256-0177

 

 

YouTubeチャンネル「Round Table」=====

 ★ 【新着】和田有史(立命館大学食マネジメント学部教授)

https://youtu.be/QkyHq9tKuNc

辻 邦浩(音響空間デザイナー)

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輿水精一(サントリー 名誉チーフブレンダー)

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新保吉伸(精肉店サカエヤ)

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赤井勝(花人/かじん)

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梶高明(梶古美術)

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中川政七(株式会社中川政七商店代表取締役会長)

https://www.youtube.com/watch?v=AREXu4uDjgc

村田吉弘(株式会社菊の井/NPO法人日本料理アカデミー理事長)

https://www.youtube.com/watch?v=fGYHD18jz60

 
 ======協力:株式会社マイコンシェルジュ

投稿者 geode : 10:00