« | メイン | »

2021年09月15日

「仁修楼」 京都・紫竹・中国料理

「仁修楼」の階段を登るたびに、胸がドキドキする。

今日はどんな料理が出てくるのだろう。
上岡さんの引き出しから何が飛び出すのであろう。

カウンターの上に献立が置いてある。

飲み物を選ぶ。
この日は桂花烏龍茶とした。

 

マナガツオは甘味を主体とした味付け。

小さなサイズだが、気持ちを覚醒させる力が十分に備わっている。

 

前菜

 プチトマト ブドウ
 蒸し鶏
 ピーカンナッツの飴がけ
 豚足の甘酢 これが滅法うまい
 茄子の揚げ物 スパイシーパウダー
 クラゲ
 小籠包
 ホタテのフリット
伝統的な中国の前菜だが、それぞれきちんとした仕事振りを感じる。
 

大きな冬瓜に入ったスープ

ナマコや自然薯、絹傘茸などたっぷり入る。
滋養に満ち溢れた液体である。
彫り物も素晴らしい。
 

七谷鴨を使った北京ダックスタイル

油をかけながら皮目をしっかり火入れをする。
これは身も美味なのである。

 

味噌の味と脂分が適度な拮抗状態。

身も厚切りで十分楽しめる。
あの北京ダックの脂っぽさとはまるで違う。

 

アコウにあわび茸

アコウは中国料理で珍重される食材。
あわび茸の存在がかなり大きい。

 

フカヒレ

繊維が相当分厚い。
白湯のとろみ、フカヒレのパンチが一体となる。

 

エガニの蓮の葉ご飯

なんと贅沢な締めのご飯であるか。

エガニのコクや旨みがご飯を包む。
食べ応え有りだが、おかわりである。

 

温かい杏仁豆腐

なんと鯉の姿。

 

タルト

 

この日はエガニのご飯など初体験の料理もあった。
定期的に通いたくなる中国料理と言える。

 

 

「仁修楼」
京都市北区紫竹北栗栖町 2-12
075-366-8843

 

========================
YouTubeチャンネル開設しました!
~Round Table -「食」を多角的に考える著名人対談~

村田吉弘(株式会社菊の井/NPO法人日本料理アカデミー理事長)
https://www.youtube.com/watch?v=fGYHD18jz60

中川政七(株式会社中川政七商店代表取締役会長)
https://www.youtube.com/watch?v=AREXu4uDjgc

梶高明(梶古美術)
https://www.youtube.com/watch?v=g5ZkyjBEYBw

赤井勝(花人/かじん)
https://www.youtube.com/watch?v=VlSdDts_cMU

投稿者 geode : 10:00