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2020年12月08日
「あやむ屋」 大阪・福島・焼鳥
素材を生かすも殺すも火入れだ、と改めて実感。
大阪の焼き鳥屋の雄「あやむ屋」のある夜。
定番の野菜と小野豆腐店の豆腐から。

シンプルだが、印象は強い。
ささみには山葵。

スッキリしているのに、味わいは濃い。
ネギマ

ネギの甘味がにじむ。
せせり

ボリュームと弾力に笑みがこぼれる。
豚バラ

塊ではなく、ミルフィーユのようでサクッとふんわり旨味だけが残る。
エゾジカにポテト

エゾジカは休ませることでじんわりと火が入り、甘味すら感じる。
うずらたまご。

開店時からの名物。
つくね

サイズはLLで味わいは秀逸。
長芋

こんなにも香り高く甘いのかと驚く。
これも火入れの力である。
ラカンの鳩

火入れは流石としか言いようがない。
繊細な身質を生かし切る。
内臓のつくねも驚きの濃さ。
肝

トロッと濃厚である。
つなぎ

血管だが、食感と香りに誘惑される。
焼きおにぎり。


表面をしっかり焼き固め醤油につけるので、中まで醤油が浸透する。
香ばしさが美味さに変わってゆく。
素材を見極め、適切な火入れを施す。
これができる職人・永沼さんの技を堪能した。
「あやむ屋」
大阪市福島区福島5-17-39
06-6455-7270
投稿者 geode : 01:19

