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2016年05月13日

「祇園 ろはん」 京都・祇園・日本料理 

ここのカウンターに座ると安心感を覚える。

一つは、料理長との距離感がいいこと。

それから献立の組み立てが楽なのだ。

定食屋である。

二人で訪れ、一人は定食、一人は単品という注文でも十分楽しめる。

ありがたい展開である。

かつおのたたき。
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この季節の初鰹は、旨みより香りがいい。

柑橘の華やかな酸味が生きる。

白海老と生姜のかき揚げだ。
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サクッとした歯ごたえから弾ける味わいに、春の勢いを感じる。

自家製からすみは、塩分濃度が優しい。
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清酒を呼び、そのねっとり感がクセになる。

すき焼きに花山椒。
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この時期ならではの組み合わせ。

花山椒のゆるやかな辛味と香りが牛肉に彩りを添える。

宍道湖産天然鰻の白焼き。
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白焼きのスキっとした脂分の甘味が白ご飯を呼んでくれた。

カジュアルな気分で食事ができる貴重な一軒である。

「祇園 ろはん」
京都市東山区大和大路通四条 上ル廿一軒町232
075-533-7665

投稿者 geode : 02:26