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2016年04月21日

「筍亭」 京都・桂・日本料理

「筍亭」。じゅんてい と読む。
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字の如く、筍をつかった料理を食べた。

大きな座敷に座る。

テーブルには切りたての竹が置かれ、下から熱される。

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よく見ると、左右からぽたりぽたりと竹のエキスが滴り落ちている。

「これを酒に割ると旨いんです」とこの店を案内してくれた先輩。

清酒で割り、口にふくむと、なんと竹の香りが鼻腔をくすぐる。

これは初体験。

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筍の前菜5種盛り。
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しんじょうがあり、粕漬け、黄身酢あえ、姫皮梅肉和えなど。

筍は多彩に姿を変える。

食感、味わいなどバリエーション豊か。

木の芽和えはやはり王道の味わい。
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筍のお造り。
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甘味が絶好調。歯が入る度にましてゆく。

若竹煮。
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これも定番だが、鮮度と良さが味わいにこのような感動を与えるのだと納得の一品であった。

じつは最初の熱した竹で仕上げられた湯豆腐。
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甘鯛と筍の桜蒸し。
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香りの饗宴が身体を芯から温めてくれるのだ。

姫皮のゼリー寄せ。
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ささやかな食感は見事だ。

筍寿司。
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筍の香りと味わいが贅沢感を出す。

筍の天ぷら。
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あられ揚げと大葉揚げ。

下味がしっかり付き衣との相性で、異なる味わいが楽しめる。

筍とアボカドのサラダ。
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これで気分もさっぱりだ。

筍ご飯で締めくくる。
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ここまで筍づくしだが、飽きることなく楽しい時間が過ぎていった。

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食後、庭を少し歩いたのだが、その樹木の華やかなことには驚きであった。

「筍亭」
京都市西京区樫原鴫谷50
075-391-7191

投稿者 geode : 01:08