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2015年01月14日

「割烹 丸清」 大分・中津・日本料理

毎年、新春にクルーズの仕事がある。

「にっぽん丸」と「あまから手帖」の共同企画。
毎年、京都の料理人が一夜、料理を提供するという催しである。
そこに宮川町から芸姑・舞妓さんも乗り込み、京舞を披露するのだ。

今年の「にっぽん丸」は「瓢亭」さんの料理。

京都から新幹線で小倉へ、
そこから大分県の中津まで向かい、乗船する。


「瓢亭」の高橋義弘さん(スタッフは先に乗り込んでいる)と
芸妓・舞妓・地方さんと一緒に中津に向かった。

そして中津駅近くで昼ご飯ということになった。

中津は唐揚げと鱧が名高い街。

駅の案内所で聞くと
「きれいな方々ですね。どちらから」など反応がすこぶるよく、
駅近くの割烹「丸清」を紹介してもらった。

そこですすめられた御膳には、
鱧の湯引き、鍋、唐揚げがついている。

「中津は、鱧が一年中食べられるのです」とのこと。

茶碗蒸しと鱧のかまぼこもつく。

このかまぼこは鱧の照焼きで作るという。

鱧の湯引き。
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唐揚げ。
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滋味豊かでエキスがどっと口の中で溢れてくる。

「おお、これこれ!」という感じだ。

鍋はタジン鍋を使い無水で蒸し焼き。
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1月に鱧がこんな形で食べられるとは思ってもいなかった。

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日本各地、いろいろな料理があることを改めて知る。

和食という意味合いには郷土料理もふくまれていたことを思い出す。

これも旅の楽しみの一つ、だと思った。

「割烹 丸清」
中津市東本町2-12
0979-22-4055

投稿者 geode : 01:36