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2014年01月21日

「京都和久傳」 京都・ジェイアール京都伊勢丹・日本料理

久しぶりの「京都和久傳」。

休日の夕食。
満席で、ひっきりなしにお客様が訪れるという状況。

<先附>

焼雲子と丸大根 金時人参きんかん 白味噌仕立て。
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白味噌の椀ですが、なかにたっぷりの具材。
焼雲子と大根の旨みには舌が踊りそう。

<向附>

天然平目つくり あしらいぽんず。
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ポン酢のジュレがかかり、それが平目と絡み
味わいをぐっと深めてくれる。
一気にテンションがあがる。

<焼物>

天然鰤のくわ焼きと堀川牛蒡安肝射込み。
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鰤が一瞬鶏に見えてしまう。
脂のノリとコクがたまらない。
牛蒡に射込まれた、安肝滑らかさと味わいにうっとり。

<凌ぎ>

蕪鮭の黄味酢かけ。 
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蕪と鮭のミルフィーユ。
どちらの持ち味も生かす献立である。

<油物>

わかさぎの天麩羅 芽キャベツ。
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わかさぎが、まるで根菜類のように
詰まった感覚を覚える。

<焚合>

地蛤の酒蒸し 蕪 黒胡椒。
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なんとも蛤の威力を感じることか。
その濃さと品格の出会いの凄さ。

<御飯>

鯛の味噌茶漬け。
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かなり濃厚な味わいが、クセになるほど。

鯛の黒寿司。
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これは御飯に醤油をまぜ、その上から鯛の造りをのせている。
このバランスが絶妙でおかわりがほしくなる。

<水物>

紅マドンナというみかん。
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あまおうの甘さと酸味が秀逸。

柚子ようかんで締め。
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テンポもよく、料理のクオリティも見事で
流行る訳を納得した。

「京都和久傳」
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901
ジェイアール京都伊勢丹11階
075-365-1000

投稿者 geode : 01:57